4日に信州からの帰路、浅間山を東御市で見ました。里はまったく雪がありま
せんでしたが、山は雪景色です。浅間山の頂上からはこのようにしょっちゅう雲が立ち上っているかのように見えます。しかし実は噴煙なのだそうです。2568mの高峰、かつ現役の活火山が浅間山なのです。昔、と言っても1783年ですが、天明の大噴火の際は、火砕流などほとんどが群馬側に流れて大被害を起こしたことは有名です。この山には、巨大な力を今も感じます。
次に高速道路で群馬県境に入るのですが、トンネルを抜けるといきなり眼前に岩がつっ立ったような、どこかコンドルを連想させる奇妙な連山に出会います。妙義山です。急勾配の斜面と尖った姿が特徴的で、日本三大奇勝の一つと言うのもむべなるかな。
浅間山とか妙義山というと、どうしても私の世代では連合赤軍のことを思い出してしまいます。
妙義山では12人のリンチ犠牲者が埋められ、浅間山荘事件では不注意な民間人一人と二人の警察官が殉職しました。かく言うわたしも一時学生運動に関わっていたし、デモ中には機動隊にヘルメットを割られたこと(^_^;)すらあります。この事件で学生運動は、試合終了のゴングが鳴ってしまいました・・・・。時の流れを感じます。 (ケパ)