昨年11月に表題の絵本作家・佐野洋子さんがお亡くなりになりました。
この絵本は現役教師の時、ある臨採の教師が退職するに当たって子ども達に読み聞かせしてくれて、それで担任の私も好きになりました。絵本ですが、なんとなく大人の方が本当に理解できるような内容です。
一文で言うなら「猫(人)は真に愛する者を得た時、真に死ぬ(生きる)ことができた」でしょう。が、逆にそれなくしての死は、「やむなく(志し半ばで)死ぬ」のであって、満ち足りた幸福な死(生)ではないのでしょう。
確かに神を実際に知り体験するまでに、もし死期が来たとしたら、熱心なクリスチャンのはずだった私でも「自分が本当に天国に行けるのか」不安だったことでしょう。けれども今は幸せでかつ、確信があります。いつ召されても心から感謝で笑顔です・・・実際に昨夏体験しましたが。
それからこの絵本は結婚前、一緒に入った長崎の絵本館で、示されてドルカスに読んであげた上、贈呈しました。するとドルカスは「わたし、白い猫になりたい」と急にのたまい出したのです。示されたことは、従った方が良いものですね。
オマケです。わが家に来たばかりの猫のコール、どういうわけか、この絵本の猫によく似てるんです。不思議!えっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ←この「っ」、コールが今ぴょんと跳び乗り打ちました。 (ケパ)