ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

行列する心理と後味の悪さ

2012年03月17日 | 生活

 今日は昨日通り道に、「パン屋開店記念、メロンパン先着100個無料」のかけ声につられて、少し時間は遅かったがめげずに行って見ることにした。
 傘をさし、お店へ行って見ると、びっくりするほど長い行列ができていた。「こ
Photoりゃダメだ。もう帰ろう」とも思ったのだが、ついもの珍しさとあわよくばゲットできるかもと、欲を出して並んでみた(写真)。

 今朝のような寒い小雨混じりは、時間が経つにつれて芯から冷えてくる。「せっかく30分並んだんだから・・・・」と、思い切ることができないと、ズルズルと並び続けることになる。そして自分だけがあきらめて帰るのも、なんとなく悔しい思いもしてしまう。結局1時間20分並んで、自分の番の直前に100個で無料はアウト。有料で買い物させられ、「お店の思惑通り」にはまってしまうこととなった。
 「これで美味しくなかったら、お店の悪評判を立てようかしらん」と帰宅し、ドルカスと念入りに味のチェックをした。結局メロンパンは「可もなく不可もなく」と判定。しかしもう一種のアップルパイは、十分合格点がつけられる美味品だった。Photo_2

 少し腹の虫が治まったところでよくよく考えると、100個×150円=15000円(製造者なんだから原価はさらに下がってウン千円単位のはず)とはずいぶん安い宣伝費ではないか。 また100個までの整理券も出さず、お客に期待させて寒さの中、並ばせ続けるのは、お客さま本位とは言いかねると思う。それで、このお店は後味が悪く、しばらく買わないことにした。


 以上、「荒野で肉を求めたイスラエル人」同様の、自分を恥ずかしく思いました。どんなことでも神に祈って聞く原則の大切を、身にしみて体験したのでした。 (ケパ)

コメント
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