今日ようやくわたしもiOS6にバージョンアップした。数日前にもiPhoneは持っているが、iOSをバージョンアップしていないので「できていたことが、できなくなった」という他教会の奉仕者のiPhoneを半日がかりでアップした。次にわたしが済んで、またまたこの深夜、ドルカスのiPhoneをiTuneに同期しようとすると、「不可!」。深夜にまたがってドルカスのPCのiTuneのバージョンアップをするはめに・・・・。ようやく解決できたものの、失敗できない一大仕事だった。あらためてウィンドーズ派のわたしには、iOSとは難物であることを知った。
この三者(奉仕者・わたし・ドルカス)の共通した問題は、「それまでできていたことができなくなった」ことである。つまりこのAppleのiOSというベースを持つ製品群(iPhone,iPod,iPad)は、常にバージョンアップをし続けていないと、やがていろんな機能がストップしてしまうという、ウィンドーズに馴れた考えではあり得ない事態に遭遇してしまう。
しかも必ずしもバージョンアップができるとは限らない。原因はいろいろである。先の奉仕者の場合は、そのiPhoneが購入時のままで、一度もPCに接続しアップしたことがないという、1年以上PCとは無縁のものだった。それでブログに使っていたワードプレスというアプリが動かなくなった(ウィンドーズではこういうことはあり得ません)。緊急事態となったバージョンアップも、これまで未経験のPCとの同期はお手上げだったのである。バージョンアップも今はiCloudがあるので、PCを使わずiPhoneだけでも可能になったが、iOS4までは必ずパソコンのiTuneと連携してアップしなければならない。このiOS4から抜け出せずに困ってしまったケースである。まずPCのiTuneを最新にし、iPhoneと同期してバックアップをとり、それからPCの方からiPhoneのiOSを最新にアップし、再びiTuneと同期し内容を書き戻すことで終了した。
わたしの場合のアップができなくなった原因は単純で、本体のメモリ不足にある。だから動画などの大きなメモリを食っているデータをハードディスクなどにバックアップ転送をし、メモリを広げることでアップできた。
妻の場合はiOS5にバージョンアップができていたから、iOS6へはiCloudが使えてPCは不要だったが、久しぶりに曲を増やそうとPCのiTuneにつなぐと、
「iTuneの方のバージョンが古い」と同期を拒絶されてしまった。しかし幾度iTuneのバージョンアップを試みてもできない。ヘルプやネットで原因を調べても分からない。万策尽きて考え込んでみると、ふと「PCのセキュリティに妨げられてダウンロードできていないのではないか?」と思いついた。そこでセキュリティを一時的に遮断し、ダウンロード
してみると成功したではないか。こうしてドルカスのiPhoneはぶじ同期に成功した。これほどバージョンアップって、かなりやっかいである。友人の場合、バージョンアップには成功したが、すべてのデータが消えてしまっていて、泣くに泣けない状態になった。
世はスマホ時代であり、iPhoneはその王者である。現在のところ揺るぎないNo,1であると思う。昔わたしは、パソコンが携帯電話のサイズになれば・・・・と夢に思って待ち望んだが、これはiPhoneで完全に成就した。しかし・・・・これは携帯ではなく、正体は非常に小さい、それゆえ特化した独特のOSを持つPCであって、一体どれほどの方が本当に使いこなせるのか、かなり疑問に思う。それなのに今や、小さな子どもからお年寄りまで、家族全員が持つ時代となった。
とまれこれは、留まりそうもない時代の流れである。やがてスマホのあらゆる悩みが簡単に解決してくれるような、そんな診断ソフトが出てくるか、実際に簡単に希望通りに設定してくれるDr.ロボットが登場するかも知れない。それ までは、ひたすら格闘・・・・・(-_-;)である。ジョッブスに感謝しつ つ・・・・・。 ケパ