台湾旅行3日目、嘉義から阿里山森林鉄道に乗って奮起湖という町へいく。さらにバスにゆられ、計4時間以上かかって阿里山に到着。
ここは台湾で一番人気の観光地だけあって、阿里山駅まえはものすごい人と車やバスでごったがえしている。
駅からすこしいくとホテル街がある。一軒一軒たずねて今夜の宿をさがすが、週末とあってどこも満室かダブルベッドの部屋しか見つからない。男ふたりが一つのベッドで寝るのはすこし抵抗あるが、この際、背に腹はかえられない。ダブル部屋にするか。
あきらめかけていたら、さっきたずねたホテルのフロントの男性がやってきて、となりのホテルにツインの空き部屋があることを教えてくれた。ここは先ほどフロントにだれもいなかったホテルだ。宿が見つかってよかった。ありがたや。
つぎに明朝ご来光を見にいくために、阿里山駅から祝山への森林鉄道の切符を買いにいく。だが駅にいくと祝山線の切符売場は閉まっていた。この列車は日の出まえに3本だけ運行している路線であるが、小さな車両に乗れる人数はほぼ決まっているので、きっと切符の発券枚数に達して販売はおわってしまったのだろう。残念だがしかたがない。
そのあと駅の2階にある食堂でウーロン茶をのみ、店を出るとPさんが「ここに売ってるかも」と2階の切符売場を差した。はたして祝山線の切符はまだ残っていて、あしたの乗車券を買うことができた。なんか奇跡的だ。
つぎの日、3時30分発の始発に乗り、4時すぎに祝山の頂上に着く。日の出時刻は5時40分なので、まだかなりの時間がある。
うす暗い(ほとんど真っ暗な)展望台にいくと、商魂たくましく売店があかあかと営業している。じっとしていると震えるほど寒いので、かわいいカップに入った肉だんごスープをたべる。身体があたたまり、じつに旨かった。60元。
日の出の瞬間、山の稜線につよい光線がかがやき、あっという間に空が黄金色になった。見物客がいっせいに声にならない声を発し、みんな夢中で写真を撮りだす。美しすぎて、なんか涙が出そうだった。
ここまで来るのはけっこうたいへんだけど、がんばって見に来る価値は十二分にある。
ここは台湾で一番人気の観光地だけあって、阿里山駅まえはものすごい人と車やバスでごったがえしている。
駅からすこしいくとホテル街がある。一軒一軒たずねて今夜の宿をさがすが、週末とあってどこも満室かダブルベッドの部屋しか見つからない。男ふたりが一つのベッドで寝るのはすこし抵抗あるが、この際、背に腹はかえられない。ダブル部屋にするか。
あきらめかけていたら、さっきたずねたホテルのフロントの男性がやってきて、となりのホテルにツインの空き部屋があることを教えてくれた。ここは先ほどフロントにだれもいなかったホテルだ。宿が見つかってよかった。ありがたや。
つぎに明朝ご来光を見にいくために、阿里山駅から祝山への森林鉄道の切符を買いにいく。だが駅にいくと祝山線の切符売場は閉まっていた。この列車は日の出まえに3本だけ運行している路線であるが、小さな車両に乗れる人数はほぼ決まっているので、きっと切符の発券枚数に達して販売はおわってしまったのだろう。残念だがしかたがない。
そのあと駅の2階にある食堂でウーロン茶をのみ、店を出るとPさんが「ここに売ってるかも」と2階の切符売場を差した。はたして祝山線の切符はまだ残っていて、あしたの乗車券を買うことができた。なんか奇跡的だ。
つぎの日、3時30分発の始発に乗り、4時すぎに祝山の頂上に着く。日の出時刻は5時40分なので、まだかなりの時間がある。
うす暗い(ほとんど真っ暗な)展望台にいくと、商魂たくましく売店があかあかと営業している。じっとしていると震えるほど寒いので、かわいいカップに入った肉だんごスープをたべる。身体があたたまり、じつに旨かった。60元。
日の出の瞬間、山の稜線につよい光線がかがやき、あっという間に空が黄金色になった。見物客がいっせいに声にならない声を発し、みんな夢中で写真を撮りだす。美しすぎて、なんか涙が出そうだった。
ここまで来るのはけっこうたいへんだけど、がんばって見に来る価値は十二分にある。
信仰心のない僕も、なにか祈りたくなるような光景でした。