Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

美ら島を走る

2017年01月22日 | Life
朝一番の高速艇に乗り、竹富島から石垣島に渡る。フェリーのりばからタクシーを飛ばして、マラソン大会の会場である中央運動公園に着いたのが出走50分まえ。
いそいで荷物をあずけ、ウォーミングアップし、15分まえにスタート位置につく。
日中19度まで上がると天気予報でいっていたが、現在日ざしはなく時おり強い風が吹いて肌寒い。さいごまで迷ったが、きょうは長袖のウェアで走ることにする。手袋はいらないだろう。(ウェア選びをまちがえると走りに大きく影響してくる)



9時の号砲とともに約5000人のランナーがスタートした。
はじめの10キロは62分でややスローペースだが、スタート直後のもたつきを考えたらこんなもんか。11キロ地点から石垣島南西部の海岸線を走る。こころが洗われるような本当に気持ちのいい風景だ。
15キロをすぎて山間部に入っていく。アップダウンしながら徐々に高度を上げていくきついコースだ。それでも20キロ地点のラップタイムは60分で、ほぼ練習のペースに落ちついた。きょうはいい感じで走れている。

両側にどこまでもサトウキビ畑がつづく県道211号をひたすら走る。やがて石垣空港を左手に見ながら大きく右へ曲がって、今度は南東側の海岸線に出る。島の南部を横断したわけだ。
30キロまでのラップタイムもほぼ60分で、イーブンペースを保っている。だが32キロをすぎたあたりで全身が重く、足が上がらなくなってきた。ここからが自分とのたたかいである。

沿道では地元の人たち(赤ちゃんからオジイ・オバアまで)がパーランクーを叩きながら応援してくれる。さらに白保中学校のまえでブラスバンドの生徒たちが夏川りみさんの「涙そうそう」を演奏していて、それを聞いてなんか泣きそうになる。
このマラソン大会は石垣島あげて、みんなでつくりあげているという感じが伝わってきて、苦しいけれど元気が出てきた。40キロの看板を見て、「ああ、もうあと2キロでおわってしまう」という、すこし寂しい気持ちになりながらゴールをめざす。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サブフォー (PEPE)
2017-01-25 20:48:42
やはり30Kmからですよね~
本当に体が動かなくなる、自分ではどうしようもなくなる、辛くて辛くて、でも黙々と走り続けるしかない
いろんなことが頭をよぎる......。
同業者です、私も撮影の合間を見てジョグやスピード練習をしたり楽しんでおります。
ラッキーさんのブログいつも読ませてもらってます。
共感できるんです...年の頃も同じくらいかなぁ~
これからも頑張ってくださいませ。
楽しみにしております。
返信する
Unknown (ラッキー)
2017-01-26 07:43:32
PEPEさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

ラスト10キロは走ったものにしかわからない苦しさがありますよね。いつもこの苦しさから早く解放されたいという思いだけで走ってます。

ご同業ですか。また、なにかアドバイスがあればよろしくお願いします。
返信する