Happyday of LUCKY

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GWの課外授業その2

2011年05月06日 | Class
わたしの大型連休はきのうでおわったが、学生たちの連休は8日までつづく。
なので、きょうは課外授業の2回めとして靭公園で撮影会をしようと誘ったら、こんなに集まってテンヤワンヤだった。(じつは合成です)
とりあえず4グループに分かれて、グループごとに撮影することにする。



屋外で人物ポートレイトを撮るときのポイントは場所よりも光の選択だ。
いかにきれいな光線を見つけて、そこにモデルを立たせるかがすべてといってよい。
ポートレイトによく使う光線はその状況によって大きく分けると6つのパターンがある。
いずれもレフ板を使って光をコントロールするのだが、このレフ持ちがなかなかむずかしい。
順光でも逆光でも影になってる部分へ光を送りこんで、明暗の差を少なくするのが目的。
いかにもレフ板当てましたという感じよりも、効いてるか効いてないかわからない程度のほんのうす味がいい。
明暗の差がなくなるほど強い光を当ててはいけない。



(左)帽子をかぶった人はどうしても顔が暗くなるので、下からレフ板で少し強めに光を返してやる。
光はいいが、この場所は背景の木がうるさすぎるので、もっとすっきりした場所で。
やっぱり場所もたいせつ。
(中)ズミクロンR50ミリをD300に付けて撮ってみた。
開放だと高輝度の部分がにじんできれい。
背景に光が当たっているのでキラキラしていい感じ。
(右)左目にピントを合わせたつもりが奥ピンになっている。
もうマニュアルでは合わせられないほど視力が悪くなった。ショック
男性はもっと明暗のコントラストが強くてもいい。

撮影会に参加経験のあるAさんが「ポートレイトってくもりの方が撮りやすいのではないですか」と聞いてきた。
たしかに大勢で一人のモデルさんを撮るような撮影会なら、どの方向からでも影の出にくいくもり空がいいかもしれない。
でもくもりの光線はやわらかすぎて逆にメリハリがつきにくいし、フィルムだと色がにごる。
わたしは画面のどこかにキラッと光るハイエストライトが入った写真が好きなので、きょうのような晴れの日の太陽光線の方がいい。
どんな絵がほしいのか、カメラマン(あるいはデザイナー)のイメージによるけど。



午後からくもってきたので、いい絵が撮れなくなった。
光が悪いと結局レンズの力におもねったような醜い写真を撮らざるを得ない。
(上のバラと5/2の植物とのちがいを見よ)
なので14時半に解散する。

[きょうの夕食]
・煮込みハンバーグ
・チーズちくわ
・ツナ缶とペンネのサラダ(写真は撮り忘れ)

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