Happyday of LUCKY

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40年まえと変わらないもの

2010年10月11日 | Life


9月中旬から休みなく働いていたら、とうとう体調をくずしてしまった。
先週はじめから微熱と咳がおさまらない。
夏の盛りにジョギングして体力をつけていたはずなのに。
微熱くらいで撮影に穴を開けるわけにはいかないので、だるい身体にムチ打って、先週は2つの運動会と1つの遠足を撮った。

きのう運動会を撮ったあと、すぐに妻の実家へ帰省する。
義母のつくった黒豆をもらいに行くためだ。
実が堅く締まるまえに刈りとった黒豆を、15分くらい塩茹でするととても美味い枝豆になる。
ふつうの大豆よりも実が大きく、ほのかに甘いので一度食べたらクセになる味だ。

ちょうどこの季節は味まつりが開催されていて、この黒豆枝豆を求めて関西圏からたくさんのグルメ客がここ篠山城跡に集まる。
黒豆だけでなく、丹波牛の丸焼きや猪汁、松茸、栗、そして新米など秋の味覚を堪能できるイベントだ。
毎年どんどん規模が大きくなるのはいいけれど、城跡の周辺は車の渋滞がひどいのは閉口する。



実家は会場から少し離れているので、ここまで車の波は押し寄せてこない。
舗装された道を除けば、40年まえとなにも変わらない風景だと妻はいう。
村の人たちはかなりの高齢にもかかわらず、毎日元気に田んぼや畑仕事をしている。
74歳になる義母がこの村で最年少だというのだから驚きである。

今年の夏は猛暑だったので、じつは黒豆の発育はもう一つよくなかったらしい。
ところが1週間ほどまえから気温が下がったためか、急に実が大きくなり、例年以上に丸々と育ったという。
だれの畑でも同じわけではないので、これは義母が手塩にかけて育てたその思いが結実したものといえる。
たしかにプリップリして美味そうだ。
これを食べて栄養をつければ体調もよくなるかも。



早朝に刈った黒豆の葉っぱを切り取り(この作業がけっこうたいへん)、2~3本ずつ束ねる。
世話になっている人や友人にお裾分けする予定。

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