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今週のはじめ、J小学校の修学旅行で九州へ行った。
2日目と3日目に阿蘇の杵島岳に登ったときに、イケメンガイドさんが持っていたカメラはリコーGXRであった。
「シブいカメラをお持ちですね。そのレンズユニットはS10ですか?」と聞くと、P10だというのでシブさが半減した。
S10は24~72ミリ相当で、P10は28~300ミリ相当のズームレンズである。
28~300ミリという10.7倍ものズーム比は素人さんには便利に見えるものだが、じっさいに使ってみると300ミリなど使うことはめったにない。
望遠側は200ミリでも長いくらいで、120ミリくらいあれば十分である。
もし300ミリで撮らねばならないシーンがあるとすれば、それはすでに撮影者の立ち位置がまちがっているので、もっと被写体に近い場所へ行って撮るのが最良の方法だと思う。
でなければ、おそらくブレブレの失敗写真になるのがオチだ。
というようなことはいわないで、
「いやあ、そのカメラはなかなかマニアックですね」というとガイドさんはニコニコと嬉しそうだった。
たしかにGXRはレンズとイメージセンサが一体化したレンズユニット(リコーではカメラユニットと呼んでいる)が4種類出ていて、とくにA12という50ミリマクロの描写はすごい。
そもそもコンデジに50ミリの単焦点レンズなんてつくってしまうリコーという会社がマニアックだ。
だけど悲しいかな、AFが遅すぎて、イラチなわたしにはがまんできない。
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ところでJ小学校の先生たちは全員同じカメラを持っていた。
ふしぎに思って聞いてみると、それは学校から配給されたものであった。
そのカメラとはリコーCX4(ブラック)。
全員配給というだけでもおどろきなのに、CX4というカメラ選びもすごい。
じつはこのカメラは先に書いたGXRのレンズユニットP10と同じレンズ、同じイメージセンサが入っていて、ざっくりといえば同じ写りなのだ。
ハイアマチュアをターゲットにしたGXRに対し、CX4はビギナー向けなのでマニュアルで露出を制御できないが、いろいろ楽しいフィルター類が入っているので、あそびで使うにはおもしろいカメラである。
わたしはCX3を使っているが、その写りの良さには一目を置いている。
ただあまりにも速いサイクルでモデルチェンジするので「リコーよ、お前もか」といいたくなる。
さて、CX6の発売はいつかな?
CX1 2009年3月発売
CX2 2009年9月発売
CX3 2010年2月発売
CX4 2010年9月発売
CX5 2011年2月発売