9月23~25日まで2泊3日で、新潟駒ヶ岳と平ケ岳に登ってきました。
M日旅行利用、TDはK室、室Iの”しりとり”コンビでした。 http://www.maitabi.jp/mt_japan/
9月23日(日) 雨
未明から雨が続いていた、9:15新宿駅に集合。
今日は2日間お世話になる温泉民宿「伝之助小屋」への移動のみ。 http://www.dennosuke.com/
関越道小出Iで降り、奥只見シルバーラインで奥只見ダムへ、ここでダムサイトを見学した。
:奥只見ダム(J-POWER=旧電源開発管理)
貯水量は黒ダムの倍、大きなダムだ。
奥只見ダムのSPECです、少雨を反映して、水量は少ない。
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9月24日(月)
今日は新潟(魚沼)駒ヶ岳をピストンする。 予報は雨、小雨が降っていた。
越後駒ヶ岳は新潟県の魚沼市に連なっていることから、別名魚沼駒ヶ岳とも呼ばれる。
中ノ岳、八海山を従え、越後三山の主峰で、アルペン的な山容を備えている。
4:00 弁当(朝食と昼食)を持って、送迎バスで登山口の枝折(しおり)峠へ。
4:25 合羽・ヘッドランプ着用の重装備で登山開始!明神尾根を登る。
5:10 明神峠、駒の湯は一軒宿の秘湯、「銀の道」が通っている。
:鞍部
5:45 朝食、魚沼コシヒカリ100%のオニギリ2つ、この天気では味も今一つ?
:小倉山(1378m)
6:23 道行山分岐・・・
7:15 小倉山、駒ヶ岳の眺望が良い場所だが、今日は望むべくもない。
:水溜り
水抜きが整備されていないので、低部にはこのような水溜りが。
下山時を考え、TDと2人で水抜きを作りながら歩いた。
:百草の池(水量は少ない)
池塘と草原が広がる場所、お花畑でもある。
:前駒
8:45 ここから岩場が始まる、登りきると、駒の小屋だ。
:岩場
進路表示はあるが、サポートする鎖はセットされていない。
:駒の小屋
9:20 駒の小屋へ、雨は降り続いており、風も吹いている。
山頂への登り、周囲はお花畑、イワイチョウの紅葉が目立つ。(沢沿いの黄色がイワイチョウ)
:中ノ岳分岐
魚沼三山、中ノ岳~八海山へと続く縦走路。
:駒ヶ岳山頂(2003m) :猿田彦銅像
9:50 駒ヶ岳山頂、雨は降り続いている。風も・・・・とっとと下山
猿田彦:古くはサルタビコ。日本神話でニシキノミコト降臨の際、先頭に立って道案内し、
のち伊勢国五十鈴川上に鎮座したという神。容貌魁偉で鼻長7咫(あまた)身長7尺余
と伝える。俳優・衢(ちまた)の神ともいう。中世に至り、庚申の日にこの神を祀り、
また、道祖神と結び付けた。
駒の小屋に戻り昼食(コシヒカリ100%のオニギリ二つ)。 この椅子に座って食べたかった。
:ツルニンジン :アキノキリンソウ :ツクバネソウ(実) :オオカメノキ(実)
駒ヶ岳で見た花たちです。
:明神峠方面
12:00 小倉山、12:40 道行山分岐、13:50 明神峠 天候は回復方向へ
:大明神
13:50 明神峠にある「大明神」祠の扉を開けて見た。(超微妙~?)
:菩薩さん
越後三山では八海山が信仰の山だが、ここ駒ヶ岳でもその一旦をかいま見ことができる。
14:30 枝折峠駐車場へ戻る。
伝之助小屋に戻ると「虹」がかかっていた。
:夕食
”山の幸”満載の夕食、お金はかかっていないが、その分手間がかかっているとか。
:深田久弥氏の色紙(3回は伝之助小屋に泊まっているようだ)
:開高 健(作家・釣り人)の色紙
伝之助小屋のゲストは「釣り人と登山者」著名人も訪れている。
この言葉の意味わかりますか?
(釣った魚の話をする時の、注意事項を書いています)
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9月25日(火) 晴れ
今日は平ケ岳をピストンする、天気予報は曇り後晴れ。
朝4:00、昨日同様2食分を持って送迎バスに乗る。
中ノ岐林道を約70分かけて登山口へ、道中は未舗装部が多く、大きく揺れた。
5:20 駐車場で朝食、中ノ岐コースを登る、まず平ケ岳沢を渡る。
送迎バスのドライバーさんが石を置いてサポートしてくれた。
灌木の樹林帯を登る、下はぬかるんでいるので滑る。
登山道は荒れている。朽木が道を塞ぎ、削れた土が道を歩行困難にしている。
(注:このルートは中ノ岐林道を通ってくる。林道は許可されたものしか通行できないので、
中ノ岐ルートを選択する登山者は限られる。メインルートはR352鷹の巣から登るが
往復22km、約11~12時間かかるので、団体登山には向かないか)
:ゴゼンタチバナ(実) :サラシナショウマ :ダイモンジソウ
花は実も含めまだ頑張っていた。
8:10 樹林帯の急登を抜け、草原が広がる尾根道に出た。
:キンコウカ :イワショウブ(3態)
草紅葉の正体です、キンコウカがその主役でした。
8:20 「玉子石」展望台からの View です。
:姫ノ池方面 :オオシラビソの実 :平ケ岳
奇岩「玉子石」:平ケ岳の象徴。 大きな丸い石がふたつ積み重なって、雪ダルマのような形状を
している。 これは別々の石が重なっているのではなく、一つの花崗岩が、長い年月の
風化作用により、割れ目に沿って削られたと考えられている。
まさに自然はアーティストだ・・・。
:木道歩き
分岐に戻り、姫ノ池に向かう。
:平ケ岳
9:25 姫ノ池へ
:最後の登り
オオシラビソの樹林を下り、緩やかな草原を登り返すと、平ケ岳山頂(周囲はお花畑)
:三角点はこの奥
9:40 平ケ岳山頂。三角点は小さなシラベの林に囲まれており、展望はない。
昼食、周囲の山(燧ケ岳・至仏山・越後三山・・)は雲で見えない。
ここは晴れているのだが・・・。
草紅葉を再度御覧あれ。
:調査中 :調査中 :シラタマ
水場経由で、11:00 玉子石分岐(池ノ岳)へ戻る。
下山時見た花と実たち(+バッタ)です。
:オヤマリンドウ :ツルリンドウ :ツルリンドウの実
:コブシの実(らしい)
:ツクバネソウ(衝羽根草)名付け親の想像力には感心する姿です。
12:00 荒沢岳が見えました。
13:00 無事下山、ストレッチをしていたら、にわか雨が降ってきた。
送迎バスで、中ノ岐林道を伝之助小屋へ戻る。
道路状態は最悪だが、周囲の景色は格別だった。 中ノ岐川沿いを走るが、滝がいくつか
落ち、中ノ岐川に流れ込んでいる。川床もおおきな、「なめいわ=一枚岩」が見事だ。
バスの揺れが居眠りを誘うが、自然美がそれに打ちかったか。
14:25 伝之助小屋を後にし、大湯温泉ユピオで汗を流し、帰途に着いた。
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9月24日(月) 行程(標高差:938m、約14km)
4:00 伝之助小屋 =4:25 枝折峠 ⇒5:10 明神峠
⇒6:23 道行山 ⇒7:15 小倉山 ⇒8:00 百草の池
⇒9:20~30 駒の小屋 ⇒9:45 中ノ岳分岐 ⇒9:50 越後駒ヶ岳
⇒10:10~10:40 駒の小屋(昼食)・・・往路下山 ⇒14:25 枝折峠
9月25日(火) 行程(標高差:941、約9km)
4:00 伝之助小屋 =5:20 林道終点登山口 ⇒8:10 池ノ岳(玉子石分岐)
⇒8:25 玉子石 ⇒9:00 姫ノ池 ⇒9:40~10:10 平ケ岳山頂
⇒11:00 池ノ岳・・・往路下山 ⇒13:00 林道終点登山口
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