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・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

越後駒ヶ岳、平ケ岳

2012年09月27日 | 日本百名山

9月23~25日まで2泊3日で、新潟駒ヶ岳と平ケ岳に登ってきました。

M日旅行利用、TDはK室、室Iの”しりとり”コンビでした。 http://www.maitabi.jp/mt_japan/

9月23日(日) 雨

未明から雨が続いていた、9:15新宿駅に集合。

今日は2日間お世話になる温泉民宿「伝之助小屋」への移動のみ。  http://www.dennosuke.com/

関越道小出Iで降り、奥只見シルバーラインで奥只見ダムへ、ここでダムサイトを見学した。

  :奥只見ダム(J-POWER=旧電源開発管理)

貯水量は黒ダムの倍、大きなダムだ。

 :貯水池(銀山湖)    :ダム下流

      

奥只見ダムのSPECです、少雨を反映して、水量は少ない。

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9月24日(月) 

今日は新潟(魚沼)駒ヶ岳をピストンする。 予報は雨、小雨が降っていた。

 越後駒ヶ岳は新潟県の魚沼市に連なっていることから、別名魚沼駒ヶ岳とも呼ばれる。

  中ノ岳、八海山を従え、越後三山の主峰で、アルペン的な山容を備えている。 

4:00 弁当(朝食と昼食)を持って、送迎バスで登山口の枝折(しおり)峠へ。

   

4:25 合羽・ヘッドランプ着用の重装備で登山開始!明神尾根を登る。

5:10 明神峠、駒の湯は一軒宿の秘湯、「銀の道」が通っている。

  :鞍部

5:45 朝食、魚沼コシヒカリ100%のオニギリ2つ、この天気では味も今一つ?

   :小倉山(1378m)

6:23 道行山分岐・・・ 

7:15 小倉山、駒ヶ岳の眺望が良い場所だが、今日は望むべくもない。

  :水溜り

水抜きが整備されていないので、低部にはこのような水溜りが。

下山時を考え、TDと2人で水抜きを作りながら歩いた。

  :百草の池(水量は少ない)

池塘と草原が広がる場所、お花畑でもある。

  :前駒

8:45 ここから岩場が始まる、登りきると、駒の小屋だ。

  :岩場

進路表示はあるが、サポートする鎖はセットされていない。

  :駒の小屋

9:20 駒の小屋へ、雨は降り続いており、風も吹いている。

  

山頂への登り、周囲はお花畑、イワイチョウの紅葉が目立つ。(沢沿いの黄色がイワイチョウ)

 

  :中ノ岳分岐

魚沼三山、中ノ岳~八海山へと続く縦走路。

   

:駒ヶ岳山頂(2003m)                 :猿田彦銅像

9:50 駒ヶ岳山頂、雨は降り続いている。風も・・・・とっとと下山

猿田彦:古くはサルタビコ。日本神話でニシキノミコト降臨の際、先頭に立って道案内し、

       のち伊勢国五十鈴川上に鎮座したという神。容貌魁偉で鼻長7咫(あまた)身長7尺余

       と伝える。俳優・衢(ちまた)の神ともいう。中世に至り、庚申の日にこの神を祀り、

       また、道祖神と結び付けた。

  

駒の小屋に戻り昼食(コシヒカリ100%のオニギリ二つ)。 この椅子に座って食べたかった。

        

:ツルニンジン      :アキノキリンソウ     :ツクバネソウ(実)  :オオカメノキ(実)

駒ヶ岳で見た花たちです。  

  :明神峠方面

12:00 小倉山、12:40 道行山分岐、13:50 明神峠 天候は回復方向へ

  :大明神

13:50 明神峠にある「大明神」祠の扉を開けて見た。(超微妙~?)

   :菩薩さん

越後三山では八海山が信仰の山だが、ここ駒ヶ岳でもその一旦をかいま見ことができる。

     :ゴマナ

14:30 枝折峠駐車場へ戻る。

    

伝之助小屋に戻ると「虹」がかかっていた。

  :夕食

”山の幸”満載の夕食、お金はかかっていないが、その分手間がかかっているとか。

   

深田久弥氏の色紙(3回は伝之助小屋に泊まっているようだ)

開高 健(作家・釣り人)の色紙

伝之助小屋のゲストは「釣り人と登山者」著名人も訪れている。

この言葉の意味わかりますか?

(釣った魚の話をする時の、注意事項を書いています)

**********

9月25日(火) 晴れ

今日は平ケ岳をピストンする、天気予報は曇り後晴れ。

朝4:00、昨日同様2食分を持って送迎バスに乗る。

中ノ岐林道を約70分かけて登山口へ、道中は未舗装部が多く、大きく揺れた。

  

5:20 駐車場で朝食、中ノ岐コースを登る、まず平ケ岳沢を渡る。

送迎バスのドライバーさんが石を置いてサポートしてくれた。

灌木の樹林帯を登る、下はぬかるんでいるので滑る。

登山道は荒れている。朽木が道を塞ぎ、削れた土が道を歩行困難にしている。

 (注:このルートは中ノ岐林道を通ってくる。林道は許可されたものしか通行できないので、

     中ノ岐ルートを選択する登山者は限られる。メインルートはR352鷹の巣から登るが

     往復22km、約11~12時間かかるので、団体登山には向かないか)

        

:ゴゼンタチバナ(実)  :サラシナショウマ    :ダイモンジソウ

花は実も含めまだ頑張っていた。

  :玉子石分岐(池ノ岳)

8:10 樹林帯の急登を抜け、草原が広がる尾根道に出た。

       

:キンコウカ         :イワショウブ(3態)

草紅葉の正体です、キンコウカがその主役でした。

8:20 「玉子石」展望台からの View です。

      

:姫ノ池方面        :オオシラビソの実    :平ケ岳

奇岩「玉子石」:平ケ岳の象徴。 大きな丸い石がふたつ積み重なって、雪ダルマのような形状を

           している。 これは別々の石が重なっているのではなく、一つの花崗岩が、長い年月の

           風化作用により、割れ目に沿って削られたと考えられている。

                                         まさに自然はアーティストだ・・・。

      

  :木道歩き

分岐に戻り、姫ノ池に向かう。

      

:平ケ岳                        

9:25 姫ノ池へ

  :最後の登り

オオシラビソの樹林を下り、緩やかな草原を登り返すと、平ケ岳山頂(周囲はお花畑)

  :三角点はこの奥

9:40 平ケ岳山頂。三角点は小さなシラベの林に囲まれており、展望はない。

昼食、周囲の山(燧ケ岳・至仏山・越後三山・・)は雲で見えない。

ここは晴れているのだが・・・。

          

葉を再度御覧あれ。

      

:調査中       :調査中           :シラタマ 

水場経由で、11:00 玉子石分岐(池ノ岳)へ戻る。

下山時見た花と実たち(+バッタ)です。

      

:オヤマリンドウ    :ツルリンドウ         :ツルリンドウの実

   

:コブシの実(らしい)

      

:ツクバネソウ(衝羽根草)名付け親の想像力には感心する姿です。

   

  :荒沢岳(1969m)

12:00 荒沢岳が見えました。

13:00 無事下山、ストレッチをしていたら、にわか雨が降ってきた。

送迎バスで、中ノ岐林道を伝之助小屋へ戻る。

道路状態は最悪だが、周囲の景色は格別だった。 中ノ岐川沿いを走るが、滝がいくつか

落ち、中ノ岐川に流れ込んでいる。川床もおおきな、「なめいわ=一枚岩」が見事だ。

バスの揺れが居眠りを誘うが、自然美がそれに打ちかったか。

14:25 伝之助小屋を後にし、大湯温泉ユピオで汗を流し、帰途に着いた。

**********

  9月24日(月)     行程(標高差:938m、約14km)

             4:00 伝之助小屋 =4:25 枝折峠 ⇒5:10 明神峠

             ⇒6:23 道行山 ⇒7:15 小倉山 ⇒8:00 百草の池

             ⇒9:20~30 駒の小屋 ⇒9:45 中ノ岳分岐 ⇒9:50 越後駒ヶ岳

             ⇒10:10~10:40 駒の小屋(昼食)・・・往路下山 ⇒14:25 枝折峠

   9月25日(火)    行程(標高差:941、約9km)

             4:00 伝之助小屋 =5:20 林道終点登山口 ⇒8:10 池ノ岳(玉子石分岐)

             ⇒8:25 玉子石 ⇒9:00 姫ノ池 ⇒9:40~10:10 平ケ岳山頂

             ⇒11:00 池ノ岳・・・往路下山 ⇒13:00 林道終点登山口  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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