富士山と名乗る山は、全部で15ある。
関東地方に多い、茨城県には5つ、隣りの栃木県には4つある。
茨城県笠間市にある富士山140mと、隣りの佐白山182mを歩いてきた。
富士山:佐白山の北西にあり、富士山ツツジ公園がある。
佐白山:笠間稲荷神社の背後にあり、眺望のよい景勝地。 【日本山名辞典】
10:00 常磐線~水戸線を乗り継いで
笠間駅へ
約1.5km線道路の先に・・・
笠間稲荷が
①笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)は、古くから庶民の神様として広く信仰を集めてきた神社。
日本三大稲荷の一つです。②佐賀祐徳神社
お稲荷さまの総本社は京都の③伏見稲荷大社ですが、創建時期は伏見稲荷よりも古い661年、
1,350余年の歴史があります。
毎年80万人が訪れる、茨城県で最も参拝者数の多い神社です。
お洒落にマフラーをしています
空は
晴れてきました
これが「本当の」仲見世です
富士山~佐白山へ
坂東札所二十三番「佐白山正福寺」へ
本堂の左側を行くと・・・
つつじ公園(富士山)まで330m
富士山の痕
跡は、この石碑に残っていました。(三角点も標示もなし)
西側の眺望:いづれも関東百名山
つつじではない山頂にあった木、佐白山へ
大黒石(茨城県は石の遺跡が多い)
「関東ふれあいの道」です、看板はともかく「道の管理」が今一つです。
佐白山一帯が「笠間城跡」です。
笠間城:中世には宇都宮氏の一族が笠間氏を称して居住しました。
天正十八(1590)年小田原の役では、宗家である下野宇都宮国綱が豊臣方についたのに対し、
笠間綱家は北条氏に味方した。
小田原開城ののち、宇都宮国綱は秀吉の命で笠間氏を、箱田村で討ち取り、笠間氏は滅亡した。
笠間氏滅亡後は蒲生・松平・小笠原・永井・浅野・・・などの諸氏が入替わり、
忠臣蔵で有名な浅野氏は、ここから赤穂藩に移った。
大石内蔵助が居城としていた時代もあります。
城の遺構、なんと言っても最大の見所は天守曲輪の石垣。
関東では石垣の城自体が珍しい、こんなに堂々とした天守台はほかでもあまり見られない。
巨大な石がゴロゴロしています。
(佐志能神社の基礎は巨大な石の上に建っていました)
苔むした石段、中世の山城です。
この上に「佐志能神社」が
最後の石段
佐白(さしろ)が訛って佐志能(さしの)となったようです。
天守閣跡に建っているので、何か変?
調べると①笠間城築城の際に、現在の場所から下の村に移された。
明治維新後、②元あった場所に戻されたようです、納得!!!
訪れる人もいないようで、
荒れていました。
一段下がった「八幡櫓跡」に佐白山▲点がありました。
佐白山麓公園に下ります。
大石内蔵助像(@山麓公園)
:梅 :てんとう虫
12:30 笠間駅に戻った。
標高差132m、約11km、2.5時間の行程でした。
*
このコースとの出会いは、「山と渓谷」巻末にある低山歩き。
富士山と佐白山[ふるさと富士と三大稲荷の初詣でを楽しむ新春ハイク]
何時かはと思い
スクラップしていました。
今回茨城県に所用があったので、少し早く出て
歩いてきた経緯にある。
茨城県、高い山はないですが、いくつか歩いています。
高鈴山、奥久慈男体山、八溝山、筑波山、吾国山、加波山(関東百)
今年は盛金富士へ「イワウチワ」の群落をにと考えています。
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