モルゲンロート
◆9月12日(月) 晴れてます。
今日は涸沢小屋~北穂高岳~涸沢岳~穂高山荘⇔奥穂高ピストン
メンバーは一人増えて(岐阜在住:Dr S埼)3人でアタックです。
6:30 (嘘の)ように空、「北穂沢」のガレ場の中を行く。
お花畑だが終わっている、もう山は秋です。
(ジグザグの登りかなりきつい)
涸沢カール(正面に前穂高岳)
高度を稼ぎ、ハイマツ帯に(正面に北穂高岳と北穂小屋が見える)
簡単な鎖場を登って南陵に取りつく
東側の眺望 (正面に常念岳、右手前は屏風ノ頭)
(紹介します)北穂高岳です。
西側の眺望、右に涸沢岳、正面が奥穂高岳、ジャンダルムも見える。
8:40 南峰(分岐)涸沢岳 北穂高岳
南峰を巻いて「松濤:まつなみ岩のコル」へ、北穂高岳へ最後の登り
8:50~9:30 山頂、かってない眺望を楽しんだ。
「大キレット」、リッジに取りついている登山者が確認できる。
(の中「笠新道」から登った)笠ケ岳
大キレット~南岳~中岳~大喰岳~槍ケ岳と続く稜線です
:イワツメクサ
北穂高小屋でコーヒーを飲んでゆっくりした。
今日のコースはここからが本番、涸沢岳へ向かう。
滝谷(飛騨側)に①ドーム、②ツルムを右に見て、「最低のコル」へ下る。
①ドーム:いただきが半球状の峰
②ツルム: 岩稜上に突き出た岩塔の事。
奥壁バンドのトラバース、滝谷から見た槍ヶ岳
バンド: 岩壁の中段にある段差(平らな所)で、ある程度の幅があり、横に長く続いているもの
鎖場も最小限付けられている。
10:40 「最低コル」涸沢岳への急な岩登りが始まる。
岩にマークされた「〇」を探して登る。
涸沢岳が見えた、2段目の尾根道です。
:シコタンハコベ :イワギキョウ :トウヤクリンドウ
緊張を強いられた岩登り、気持ちが癒えるひと時です
11:45 涸沢岳頂です。
山頂裏、恐・恐・恐
奥穂高岳とジャンダルム (西穂高岳は雲に隠れて最後まで姿を見せない)
12:05 穂高山荘に着いた、ほぼ予定通り。
(塩のタップリ利いた)味噌ラーメンを食べて、Dr S崎と二人で奥穂高岳をピストンします。
・・・ T﨑さんはお疲れ休み ・・・
12:50 奥穂へ、空は曇ってきた。
:ライチョウを探せ!! :
13:25 奥穂分岐、雨もポツポツ落ちてきた。
今回も小雨、前回は雨でした。
ジャンダルムへの稜線
14:00 穂高山荘へ戻る、雨もやまない。
夕食です、今日も鮭がメインディッシュ。
12日17:00発表の天気予報(岐阜県高山市)
秋雨前線の影響(動き)で、・の予報です。
明日は上高地へ下るだけ、晴れれば奥穂~吊り尾根~岳沢ルート(6時間)、
雨ならザイテングラード~横尾経由で上高地(7時間)です。
ザイテングラードで事故もあったと聞くし、そんなことを考えながら就寝です。
未明は飛騨側からの風、夜明けには屋根を叩く雨音が、「不安」を助長しました。
ここまで想定以上に、順調に推移しているので・・・月夜ばかりじゃないよ?
*
行程:標高差900m、3.5km、約6時間
6:30 涸沢小屋 ⇒ 7:30 南稜取付 ⇒ 8:40 北穂分岐 ⇒ 8:50~9:30 北穂高岳頂
⇒10:40 北穂分岐 ⇒ 10:40 最低コル ⇒ 11:45 涸沢岳 ⇒ 12:05 穂高山荘(昼食)
⇒12:50 ⇔ 奥穂高岳ピストン
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます