ゆんのひとり言

~iLYsゆんの推し事とスイーツを語るブログ~

「LOOT ~薔薇と棺桶~」@草月ホール

2006-08-09 16:13:08 | 観劇記&鑑賞記
ひっさしぶりの草月ホールに、
タダ券ゲットして行ってきました
ライフの及川さんが出ている舞台です。

ジョー・オートンとかいう若くして亡くなった劇作家の作品、
ということで何とな~くマクドナーみたいな
はっちゃけた作品を想像していたのですが・・・
薔薇と棺桶なんて、ゴシックホラーみたいだし。
んが。
あぁ~やや古いタイプの翻訳劇だな~、
こういうの久しぶりに観たな~って思ってしまいました

舞台は、とある女性が亡くなったばかりの家。
その女性の看護をしていた看護婦(婦って言ってたから婦ね)は
これまでに7度結婚して7度ダンナと死に別れているという、
かなり怪しい女性(安寿ミラ)。
葬儀の日に早速ダンナに色目を使い、8度目の結婚を策略中。
ドラ息子(健ちゃん)と、ドラ息子の相棒(野沢聡)は
銀行強盗をして取ってきたお金を棺桶に隠そう!と、
母親の遺体をクローゼットに隠したり、ドタバタやっているところへ
強盗事件の捜査でやってきた刑事(若松武史)も絡み・・・

             

シュールでブラックかと思いきや、
シチュエーションコメディのようでもあり。
ラストそんな終わり方かよ?!みたいな。
すっごい悪女かと思っていた安寿さんも、
一生懸命ウソついたり、むしろ可愛い感じだし、
健ちゃんはウソがつけない可愛いおバカかと思いきや、
手当たり次第に女に手を出しているらしいが、そうは見えないし。
野沢さんとは同性愛な関係なのかどうかも、
なんだか曖昧な描かれ方だし。
総じて中途半端。

          
 
んで、後半、物語のキーを握る若松さんなんですけどね。
もんのすごいクセのある喋り方で、
ちょっと(かなり)聞き取りづらいのです。
あれはどうかと・・・

まぁこのホンじゃ、こんなもんかな~とは思いましたけどねぇ。
いっそ‘ドタバタコメディです!’な作り方&売り方にしちゃった方が、
こちらの心構えも違ってて良かったかも、などと。

           

安寿さんは、さすがキレイですね~。
キレイなだけに、亡くなった奥様の喪服を借りてる、とかいうのが
うそぉ~ん、みたいな(笑)
いいお年だったはずの奥様、どんだけスタイルええねん!って

健ちゃんも健闘してました。
カテコで一生懸命見知った顔を捜してるのは、
サービス精神旺盛とゆーか何とゆーか

明らかに関係者用に取っておいたと思われる、
真ん中あたりのセンターの席が、ごっそり6席並んで空いてたのが
ちょ~気になりました。
どんな大御所が並んでくるのかと思いきや、
ずっと空いたまま。
配券失敗しちゃったのかしらね

帰り道、おぉ!とらや!とか言いながら
赤坂の繁華街を横目に真っ直ぐ帰ってきたのでした(笑)
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いくらなんでも

2006-08-09 08:14:00 | Weblog




これは通行のジャマだと思うのです(笑)
2Fから歩道までしっかりツタが伸びてて
屋根になってます。
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