ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「トーマの心臓(Cool)Studio Life」@シアターサンモール

2022-09-22 12:00:00 | 観劇記&鑑賞記

久しぶりのライフのトーマです。
個人的にキャストが面白そうだったので、
ちょっと多めに行こうかな…と思っていたのですが、
旅行や昭次君のライブと丸かぶりだったので、
各1チーム1回ずつの観劇となりました。



まずは、Coolチーム。

ユーリ:青木隆敏
オスカー:曽世海司
エーリク:関戸博一
アンテ:伊藤清之
レドヴィ:山本芳樹
バッカス:緒方和也
サイフリート:笠原浩夫
ヘルベルト:松本慎也
シェリー:宇佐見輝
エリザ:大村浩司
シュヴァルツ:船戸慎士
(以下シングルキャスト)
リーベ:前木健太郎
イグー:牛島翔太
ブッシュ・ヴェルナー:楢原秀佳
アデール:大村浩司
ミュラー校長:藤原啓児

今回は休憩ナシ140分、という攻めた公演時間になってました。
その分、色々削られていましたね。

青木ユーリは以前も拝見したと思いますが、
儚げな線の細さが魅力的です。
ユーリの実年齢に近い、気持ちの揺らぎが垣間見える感じ。
対する曽世オスカーは、ちょっと大人だけど、
ユーリに対する気持ちがちゃんと伝わってきます。
ウィッグも自然でお似合いでした。

関戸エーリクはちょっと大人しめな感じですかね。
同級生のヘルベルトを松本君がやることで、
舞台が締まる感じがします。
宇佐見エリザは、母の包容力や優しさ、愛に溢れていて
とても素敵でした。
母親役がハマりますねぇ。
伊藤アンテも、可愛い!

今回の一番の見どころは、笠原サイフリート!
あの、笠原さんが、サイフリート?!と。
結果、アリでしたね~。
高身長と、ハリのある声で存在感のあるサイフリートでした。

心の声がカットになっていたり、
ちょこちょこ削られていたと思うのですが、
主な変更点は、エーリクの同級生で
わちゃわちゃしていた5人組が3人組になったことと、
オスカーとエーリクの部屋を移動させられることになった時に
すれ違い、頑張ろうぜ!とオスカーが励ます場面がカットされたこと。
あと、休日の日の外出の場面がカットされたのが大きいな、と。

外出許可を貰って、町に繰り出して、
スイーツを食べたり、可愛い女の子とお喋りしたり…という
ささやかな楽しみをウキウキと語り合う場面がカットされたことで、
外とのつながりの感じられない、
とても閉じられた空間での作品に仕上がったように感じました。
登場人物の関係性のみに全集中、という感じ。

休憩ナシ140分も、まぁ耐えられましたが、
この日は前方の端っこの席だったんですね。
舞台センターでの低い部分での芝居が、まー見えない見えない。
お茶会で気を失ったエーリクを介抱するオスカー、
ユーリの実家で、エーリクの頭をそっと撫でるユーリ、
ヴェルナーの手をそっと取るエーリク、
サイフリートにすがりつくユーリ。。。
ユーリとオスカーの寮の部屋の場面も、
ちょっと微妙だったなぁ…。

何度も観てる作品なので、分かりますけどっ。
ちょっとフラストレーションたまっちゃいました。。。
どうせ端なら、下手側の方がいいのかもしれないですね。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする