ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「カップで自分を量るがいい(Tsuchipro)」@下北沢OFF・OFF劇場

2014-10-21 12:21:12 | 観劇記&鑑賞記

日曜日、久しぶりにマチソワでハシゴしてきました~。
ま、ソワレはイベントだったのですけど。
まずは、下北でTsuchiproの公演です。
ライフの笠原さん&芳樹さんご出演で、
MONOの土田さんの新作・・・と言われるとね、
観に行かなきゃ、みたいなw

 

MONOも最近ご無沙汰しているので、
本当に久しぶりです。
OFF・OFFも。
久しぶりのOFF・OFF、椅子が良くなったましたね?w
前はもっと疲れる椅子だったような・・・。
まぁ狭さは健在ですけどねww

舞台はお金持ちのボンボンが、隠れ家的に使っていたビルの地下室。
土田作品ですので、場面は固定です。
狭い舞台の上手に階段&入口(見えませんが)にして潰してあって、
更に閉塞感が強くなってました。

何故だか知らないけど、昔から人気があるという鳩村・兄(土屋士)。
婚約者・莉奈(木下智恵)との結婚を翌月に控えて、
鳩村の妹(小飯塚貴世江)、その恋人・山瀬(笠原浩夫)、
会社の同僚、丸の内・(山本芳樹)、真弓(日沼さくら)、
友人・坂口(正村徹)たちが二次会のパーティーの準備のために
地下室に集まって、鳩村がいかに人気者かを語り合ってます。
が、イマイチその輪に入れない山瀬。

「僕、どうもあの人を見ると気持ち悪いです。
 ていうか、吐き気がするんです・・・」と告白する山瀬に
妹の美千恵は激怒。
その場で大喧嘩をして別れることに。

そんな人気者の鳩村のはずが、
まず、婚約者に異変が・・・。
鳩村が近寄ってくると、気持ち悪くなる・・・。

こんな状態で結婚なんて無理!と、
真弓に相談すると、実は私も・・・と。

何もしてないのに、急に嫌われ者になった鳩村は
大怪我をしたまま行方不明となり・・・
最後は逆に、再度崇められる存在となって
銅像まで建てられる、なんてお話。

    

地下室に置きっぱなしになっていた、昔のファッション誌。
「これ、当時はカッコ良かったんだよね?
 でも、今見るとどれもダサいんだよね・・・なんでなんだろう?」と。
ファッションの流行と鳩村の人気とをかけてるんですけどね。
皆から口々に「気持ち悪い」と罵られる場面は、
さすがにちょっとやりすぎじゃね?な感はありましたが、
(大怪我も、子供たちに殴られ、バイクで引かれ、
 助けを求めても無視された、って・・・いくらなんでもねぇ
でも流行とかタレントの人気とかって、
そういうものだよなぁ・・・と。

そんな中、山瀬だけは皆がいい!って言っている時は
「そうですか?」
皆が気持ち悪い!と言い始めると
「逆に大丈夫になってきました」

そういう人、いますよね! 
私、割とそういうタイプです。
アマノジャクww

芳樹さんはマイペースな会社の同僚で、
要所要所でクスリと笑いを取ってましたね。
やっぱりスタイルいいなぁ~。

で、個人的な感想なのですが、
土屋さんと笠原さん、逆の方が良かった気がする・・・。
笠原さんが鳩村をやると、
「俺、昔っから何をやっても許されるんだよね~。
 学級委員と生徒会長、パーフェクトでやってさ。
 バスケ部に入ったらルールも知らないのに、即部長だよ。」
なんてセリフがハマるというか・・・
コミカルな要素が出てきたのではないかしら、などと。
そうすると、ボロクソ言われる場面も、
もう少し可笑しさが加わったんじゃないかなぁ・・・なんて思ったりもしました。

ともあれ、久しぶりの土田作品、
楽しませていただきました

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