前評判は色々聞いていましたが、
面白かったです、はい。
で、「贋作罪と罰」は再演だからアレかな、と思っていたのですが、
今回もストレートな作品でしたねぇ。
人を煙に巻くような言葉遊びが少なくて、
もちろん集中してないと、あれ?ってことになるのだけど
あっという間の2時間でした。
やっぱりこれくらいの長さが観やすくて良いね・・・ぼそっ。
最近ボヤきが多いの
何よりもまず、たっちゃん成長しましたねぇ~。
前回の「オイル」では、野田作品にイマイチ馴染めてなくて
御大(名前は伏せます)以外の演出には合わないのかしら?
なんて心配していたのですが。
多少、シェイクスピアとかギリシャ悲劇っぽい
クセのあるセリフ回しはあるものの、
かなり幅が広がっていて、もうどこに行っても大丈夫!
って思いました。
関係ないけど、ウエストほっそ~い!!(笑)
誰よりも細い体で、リング上を飛び回ってました。
更にこなれてきたら、じゅんさん、
どんどんアドリブ入れてって欲しいなぁ。
そういう幅も広げていって欲しいかも。
そして新感線とか出てください
宮沢りえちゃんも頑張ってましたね。
後半、ちょっとヘロヘロになっていたようにも見えて、
できれば後半にもっと畳み掛けるような勢いが欲しいなぁ、
とは思いましたけど。
脇の皆さんはねー、言うまでもなく芸達者な方々ばかりなので。
中村まことさん、こういうヘンな人やらせると
上手いよな~とつくづく感心しました。
野田さんは相変わらず身軽でしたが、
やや控えめな感じでしたでしょーか。
後半はかなり辛い場面・・・というかセリフが延々と、
かつ淡々と続くのですが
これが現実だよな、と。
そういう現実を「映画のよう」に見ているのが、
情報社会の今を生きる私達なんだよな、と。
ストレートに伝わってきました。
昨日はかなり後方の端の席だったんですけどね。
オペグラ無しでも充分楽しめました。
初見の作品はオペグラ使わない主義なの。
ただ、隣の人がすんごいヒドイ風邪っぴきで、
鼻はずるずる、喉はゴホゴホ。
良い場面に限ってゴホゴホするから、
ちょっと勘弁しちくり、って感じでしたけど
皆さん、うがい手洗いは忘れずにね
不特定多数の人が触るものを触った手で、
物は食べない方がいいですよ。
最近、手を洗った直後以外はのど飴も口にしないことにしてます。