<南の方角を守る大蛇>
国府台の「辻切り」は、2年前にも投稿しましたが、今年も先日見てきましたので再度投稿します。
毎年1月17日に、国府台天満宮で行われる辻切りは、東西南北の四辻に「わら」で作った大蛇を木の上にくくりつけ、にらみを利かせた大きな目が、町内の人々を災いや病いなどから守る、という伝統的な民族行事です。
今回は、南と西の方角を守る2体の大蛇を見てきました。
大蛇の大きな目、頭、胴体、尾が、いかにも町内の安全を守っている、という頼もしい感じでした。
この行事は、市川市の無形民族文化財に指定され、地元の保存会の人たちによって継承されているそうです。
梅も咲き見ごろを迎えていました。
西の方角を守る大蛇。片方の目しか写っていませんが、大蛇の尾の先端まで見えます。
同じ西の方角を守る大蛇。角度を変えて写しました。
国立国府台病院内の白梅。花言葉は「気品」。昔から日本人に愛され親しまれている花です。
里見公園内の紅梅。丁度、植え込みの作業中だったので、遠くから写しました。