★ 雛のつるし飾り ★
新宿京王プラザホテルで開催中の「ひな祭り」は、明日が最終日です。
先日、投稿した享保雛の展示会場の隣のロビーで「雛のつるし飾り」も展示されていました。
今は、お雛様を飾る時にはどの地域でも飾っていますが、江戸時代に伊豆稲取温泉に伝えられたのが最初
だそうです。
布のはぎれで作ったぬいぐるみは、子供の成長を願う親の深い愛情を感じます。
一昨年、椿山荘で拝見した時も、びっしり飾られた豪華なつるし雛に感激しましたが、ホテルで見るつるし人形は、
会場そのものが立派なので尚一層素敵でした。
天女の羽衣のような布がふわ~と舞っていました。いろいろと演出を考えますね。
鳩。鳩は神の使いと言われたり、むせないとも言われ、お乳をよく飲めるように、という親の願いでしょうか。
草履。早く「あんよ」が出来るように・・・。
這い子人形も写っています。「這えば立て、立てば歩めの親心」ですね。
かっぱ?が草履を持っています。私は、このお人形が気に入りました。
お花も沢山ありました。花の様に美しく育ってほしい、と願う親心ですね。
古くから伝わる日本独自の文化は宝物です。絶えることなく伝えて頂きたい、と思ったひな祭りでした。