# ポスターの写真より #
昨日、千葉市美術館で開催中の「仏像半島・房総の美しき仏たち」展へ。
千葉県内の各地から集まった選りすぐりの仏像150体が展示され圧巻でした。また、長期間非公開だった栄町の「薬師如来坐像」は、今回初めて寺を出ての公開になったそうです。
立派な白鳳仏は、会場入口の正面に展示され、私達入場者を迎えて下さいました。
所が、この仏様は、一昨年3.11の大震災で光背が壊れ修理中とのこと。座っているお姿が何となく寂しそうでした。
会場の仏像は、立体的に配置され柔らかい照明に照らされ、威厳があり美しく輝いていました。
千葉県内にも、この様に立派な仏様が数多く作られていて感激しました。
私は以前、「仏教美術入門」の講座を受講しました。
仏像の役割、種類、作り方の特徴、時代背景など歴史を踏まえて学んだのですが・・・、仏像を前にして、う~ん何だっけ?と考えても思い出せませんでした。思い出すのは、今でしょう?!!
”忘却とは忘れ去る事なり”の世界にどっぷりつかり、年齢を重ねることで記憶力の低下を再発見した仏像鑑賞でした。
美術館入り口の柱のポスターです。
千葉市美術館は、中央区役所との複合施設です。
このエントランスホールは、旧川崎銀行の建物をそのまま使用しているので、荘厳な雰囲気があり素晴らしいです。
仏像の展示開催中は、カフェに変身。美味しいコーヒーの香りがホール全体に漂い、お客の笑い声も響いていました。
扉も重厚で立派ですね。