★ 白川郷の合掌造り ★
世界文化遺産に登録されている『白川郷』は、合掌造りの里です。
合掌造りは、釘や金具を一切使わず木と縄だけで材木を組み合わせて、家を造るそうです。
屋根は茅葺で豪雪に耐えられるよう切妻屋根、という何とも温もりに満ちた佇まいが印象的でした。
見学させて頂いた荻町は、合掌造りの家が112棟あり国の重要伝統的建造物群に指定されています。
この集落には、合掌造り以外の家も混在し、そこで生活を営んでいるので、見学者にウロウロ、キョロキョロしながら歩かれると落ち着かないのでは?と感じました。
白川郷は、深い山々と豊かな自然に抱かれ気持ちが落ち着き、心も和む里でした。
であい橋。この橋を渡ると白川郷の里があります。
新旧入り混じった家並み。
上の方に小さく見える建物が展望台です。
この展望台からは、同じ方向を向いた合掌造りの家が沢山並んでいる光景が見られますが、時間の関係で昇れませんでした。
今回、家の中を見学させて頂いた神田家の合掌造り。
神田家の合掌造り。江戸後期に10年の歳月をかけて建造されたそうです。
神田家の屋根を支えている柱。釘は、一本も使用していません。圧巻でした。
合掌造りのお寺。風情がありました。
見学者の姿も見えます。
のどかな田園風景の中で、「カカシ」も気持ちよさそうでした。
合掌造りのお店が並ぶ風景。
これらの家を維持するのは大変な事と思いますが、頑張っていただきたい遺産です。