♪ 目黒川の豪華な桜 ♪
4/1日、目黒川の桜を初めて拝見しました。
中目黒駅を降りると、すでにホームは大勢の花見客でごった返していました。
そして、目にしたビックリポンは、人々の群れと、『中目黒駅での待ち合わせはご遠慮下さい』、と書かれた大きな横断幕と、花見客を誘導している係員の枯れた声です。
確かにこじんまりとした駅なので、改札口も狭く大勢の人が押し寄せると、相手を探すのに迷子?になったり、気をもんだりして苦労するかもしれません。
桜を見に来たのか、人を見に来たのか分からなくなる心理状態で、桜を見る前に人の波に酔いそうでしたが、桜は満開でとても綺麗なのでその後は美しさに酔いました。
中目黒川は、上流、中流、下流に分かれていて、中目黒駅前の桜は中流にあり一番見応えがある場所だそうです。故に混雑するのかもしれません。
川幅が狭いので川の両側に植えられた巨木の桜と桜が絡み合って咲いている光景は圧巻でした。
平安時代から続くお花見は、日本人のDNAが引き継がれているのでしょうね。
日本人は、桜が咲くと心浮き浮きし優雅な気分になりますが、一方この時季は出会いと別れの季節でもあるので、人それぞれに桜に寄せる想いがあり感慨深くなります。
橋の上は桜を見る人々で埋め尽くされていました。
こんなに大勢の人に見つめられて桜はどんな気持ちでいるのか、ふと考えました。
嬉しいのかな、恥ずかしいのかな、それとも誰かさんの雄叫びのように、どうだ!綺麗だろ!見たか~と、叫んでいるのかな??。
皇居に咲く桜も、目黒川に咲く桜も、私の住んでいるマンションに咲く桜もDNAは同じなので美しさと優雅さは変わりませんね。
ただ、咲く場所により愛でる気持ちの変化はあるかもしれません。
桜が満開になってから毎日花曇りが続いているので、青空を背景にした桜は写せませんでしたが、雨が降らなかったので良しとします。
次回も、桜の更新です。