★ 宮神輿 ★
4/2日・33年に一度しか開催されない「葛飾八幡宮三十三周年式年大祭」へ。
この日のメーンイベントである宮神輿渡御を拝見しました。
やはり33年に1度と言う大祭はインパクトが強いのでしょうか。想像していた通りの人、人、人の波で境内はごった返しておりました。
写真を撮りたいので少し列から離れると、<危ないから参道には出ないでください>と、大声で注意しているのに
1人、また一人、と列から離れ写真を写しておりました。その都度叱られておりました。
参道の桜は、5~6分咲きだったので、桜と神輿を入れた写真を撮りたかったのですが、とても無理。写せる状況ではありませんでした。
従って、写真は手当たり次第に写したので構図がよくありません。
さて、初めて拝見した式年大祭は感動しました。
中でも宮神輿の後に馬に乗った宮司さんが現れた時には、エッ!!何で馬が・・・
私の後で見学していた男性の方が<この馬は、中山競馬場から連れてきたのかな~>と、話す声が聞こえ、可笑しかったです。
巫女さんや、錫杖を持った若い女性の方も巡行に参加しておりました。
青空ものぞき、風も少なく、お祭り日和に感謝!!
線路の上も人、人、人です。
巡行を待っている巫女さん。
奉納提灯と、桜飾りで参拝者を迎えて下さいました。
錫杖(しゃくじょう)を持った御嬢さん2人は、大役に緊張している雰囲気でした。
でも、生涯忘れられない貴重な思い出になるでしょう。
何故、馬が巡行に参加しているのか?分からなかったので、馬と神社とのかかわりを社務所で聴きました。結果、実行委員の方達が、<馬にもまわってもらおうか>、と言うことになり、深い意味はありません。と言うお返事でした。
私は、神様が乗ったお神輿を宮司さんと馬がお守りしているのかな、と考えました。
本八幡駅前を練り歩く巫女さん。
巫女さんの歩き方も独特でした。年配の方が、ここは普通に歩いていいです、と話されていました。
大祭を知らない方は、驚かれたでしょうね。
町内を練り歩くお神輿。
何故33年に一度なのか?。社務所で頂いた資料によると、諸説あるそうですが中でも有力な説が二つ書いてありました。(一つは省略します)
八幡宮の総本社である大分県の「宇佐八幡宮」が33年に一度の式年大祭を行っているので、それに倣ったのではないか、と。
更に33と言う数字は、仏教では特別な意味を持っているそうです。
例えば「三十三間堂」とか、「三十三観音」とか、「三十三回忌」など、大きな仏事が行われているので、この年数は、仏教の影響から来たのでは、と言う説が書いてありました。
過去をさかのぼると、市川の葛飾八幡宮は、明治の初めごろまでお寺と一緒に建っていて神仏習合と言う形だったので、お寺の考えがとりいれられていても不思議ではないですね。
大変勉強になりました。
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