週末、大臣の強い希望で時代劇の映画を見てきました。
時代劇…笑
新宿の映画館で、終わりが午後3時過ぎだったのですが、
新宿三丁目のあたりはさすが、昼から飲食店がたくさん開いていて
にぎやか。おでんと日本酒をちょっといただきました。
ところで時代劇は池波正太郎原作のものでした。
時代劇をわざわざ映画館まで見に行くのはなあ、と思っていましたが、
意外と面白かったです。
特に印象的だったのは、食べ物のシーンですね。
随所に、というか、節目のシーンに料理が意味をもっていましたね。
鰹節をかけただけのおかゆ、湯豆腐、焼いた魚、お鍋、そして年越しそば、
全て作っているシーンもありまして、
とても丁寧に作っていて、それがまた食欲をそそるのです。
かつおを削って、おかゆに入れる、という所作なのですが、
削ったばかりのかつおがとてもおいしそうに見えました。
あれは、池波正太郎さんが相当のグルメだったからこだわったんでしょうかね。
エンドロールみたら、料理監修に分とく山さんがついていたようです。
年越しそばのシーンは主人公自ら手打ちして仲間と食べるのですが、
それを見たらすっかりおそばが食べたくなってしまったワタクシ。
いつものよし房さんは多分予約で一杯だから、帰り道どこか無いか…
と探してまで食べてしまったけど、絶対、映画のおそばの方がおいしそうだった!
おそばをいただきながら、ワタクシが
「なんか、江戸時代っていいよねえ」とポツリ。
今、NHKでやっているほかの時代劇ドラマも見ているのですが、
それも料理屋さんが出てきて、それは長屋の中にある庶民的な
お総菜屋さん的なものなんですが、美味しそうなんですよね。
お魚を網で焼いていたり、あの昔の釜が備え付けになっている
大きい台所の雰囲気も好きなんだよねえ。まあ、テレビや映画のセットはステキに作っているだろうし、
実際の生活は大変なことも多かったのかも知れませんが。
あと、みんな細かいこと気にしないし、ワイワイしていて、
ちょっと噂好きで楽しそう??
そんなのとか、最近坂巡りしているのもあって、江戸時代の生活って
どんな感じだったんだろう…と思いを馳せる機会が増えまして笑
「タイムスリップできたら、今生活しているあたりとか、
あとは本所(今の墨田区)とか、深川のあたりとか行ってみたいなあ~」
と言ってスルーされたナットなのでした。
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