6月5日朝、海運業で栄えた酒田の象徴的な建造物をゆっくり見たくて、午前5時前にホテルを出た。
山居倉庫まで、約2㎞の道のりだったが、すがすがしい空気を吸いながらの散歩になった。
観光ポスターでお馴染みのケヤキ並木と12棟の倉庫群の間の石畳を歩いてみたが、インスタ映えしても、往時の活気が伝わってこなかった。
川に面した正面側に回ると、ずっしりと重量感のある屋並みの景色に惹きつけられ、人気のない倉庫内を窓ガラス越しにのぞき込み、内部構造を観察した。
土蔵と屋根の間に空間を設ける二重屋根構造は、風通しをよくするためと分かったが、屋根から数mほど伸びている下屋を支える柱が無い謎が解けなかった。
雪が積もればつぶれる心配がないのかを専門家に訊きたかったが、厳しい風雪に耐えて、長い年月を経た木造の倉庫は、素朴で力強く、私好みの趣があった。
山居倉庫まで、約2㎞の道のりだったが、すがすがしい空気を吸いながらの散歩になった。
観光ポスターでお馴染みのケヤキ並木と12棟の倉庫群の間の石畳を歩いてみたが、インスタ映えしても、往時の活気が伝わってこなかった。
川に面した正面側に回ると、ずっしりと重量感のある屋並みの景色に惹きつけられ、人気のない倉庫内を窓ガラス越しにのぞき込み、内部構造を観察した。
土蔵と屋根の間に空間を設ける二重屋根構造は、風通しをよくするためと分かったが、屋根から数mほど伸びている下屋を支える柱が無い謎が解けなかった。
雪が積もればつぶれる心配がないのかを専門家に訊きたかったが、厳しい風雪に耐えて、長い年月を経た木造の倉庫は、素朴で力強く、私好みの趣があった。