プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★体罰:問われる本質

2013-01-31 10:21:20 | 日記・エッセイ・コラム

 桜宮高校のバスケ部に端を発した体罰問題は、遂に日本柔道連盟やJOCまで巻き込み、アマチュア・スポーツのあり方自体を問われる国家的問題に発展した。

 「体罰」については、その必要性や程度を含めると、意見百出しそうなほど、定義すら曖昧で、私見を述べることすら憚られる。

 教育であれ、スポーツであれ、体罰は、ともに上下関係に基づく行為。体罰で技術は向上しても、自分で判断する能力向上に有効とは思えない。体罰体験者で肯定する人は、先生やコーチの指導を自分なりに消化して成功した人であり、それは一種の洗脳ではないのか。

 指導者が生徒や選手の人格をどう認識しているかが重要で、「人間は自ら納得しない限り行動しない動物」だという本質を肝に銘じたい。


★老いの現実

2013-01-30 10:33:09 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、石川県公安委員会から親展と朱書したハガキが届いた。日頃、無縁な組織なので、一瞬、緊張感が走った。

 内容は、運転免許証の更新時に70歳到達者に義務付けられている「高齢者講習」の事前通知で、否応なしに現実の厳しさ気付かされた。

 5年前、自動車学校で自主的に実技講習を受けたことがあるが、動体視力減退の自覚症状が激しく、不安からだった。が、義務として押し付けられると、抵抗感がぬぐえないから奇妙だ。

 所詮、人間は自ら納得しない限り、行動しない動物。現実は変わらないのだから、せめて気持ちをポジティブに持つように工夫しろと、自分に言い聞かせた。


★笑えぬ事実

2013-01-28 09:39:46 | 日記・エッセイ・コラム

 僅か数センチの積雪で大混乱をきたしたニュースを冷ややかに見ていたバチが当たり、昨日、雪かきで腰を痛めてしまった。

 大した積雪量では無かったが、冷え込みと圧雪でアイス・バーン状態になり、除雪よりハードな雪割り作業を強いられた。

 一時の力作業が出来ないので、3回に分けたのだが、ぜい弱な筋肉が悲鳴をあげた。一夜明けたら、昨日よりも積雪量が多く、早朝から老骨に鞭打ち、一回目を終えた。

 豪雪地帯の人達の苦労と較べようもないが、やはり、老体には堪える。


★2013税制改正大綱

2013-01-25 10:08:33 | 日記・エッセイ・コラム

 安倍政権が誕生以来、「脱デフレ・景気回復」ばかりに目が向けられてきたが、一般市民の関心は、負担の公平感をどう担保するかにある。

 昨日、自民党が「2013年税制改正大綱」を決めたが、妻が国民年金受給者となって初めて確定申告を迎えるので、例年と違った思いで受け止めている。

 端的に言えば、大企業・富裕層を優遇して、経済活性化を図る印象が拭えず、国民の太宗を占める中間所得者層や年金生活者の財布の紐が緩むとは思えない。

 それぞれの立場で受け止め方が違うので、この機会に現政権の目指すところと国民の暮らし向きがどうなるかを考えて行きたい。

 次回更新は、28日の予定。


★第8回松阪シティマラソン

2013-01-22 10:45:52 | スポーツ

002 第8回松阪シティマラソンは、1月20日、市内の中部台運動公園をスタート・ゴールに、過去最多の2,731名が参加して開催された(10・5・3・2㎞と8㎞のウオーキングの8種目)。

 最長の10㎞の部門は、総数1,122名(男924・女198)がエントリーした。目標タイム順に整列し、午前9時40分のスタートを待った。

 005
 「ここ、60分以上のとこやでぃー。本気で走る気あるんやったら、もっと前の方にいかんと」と、関西弁が耳に飛び込んできた。ムッとして声がした方を見やると、間をおかず、「皆さん、賢いわ。ここで一等になっても、オリンピックには絶対、出られへんから」と続けたので、どっと笑い声が上がった。

004
ゲストランナーの森脇健児が、緊張感をほぐすために飛ばしたギャグと分かると、一気に和やかなムードに包まれた。快晴に恵まれたが、気温が低く(9時:5℃)、風が強かったので、体感温度は金沢の雪日と大差なかった。

 ゴール後、供された具沢山の振舞い鍋が冷え切った体に優しく美味かった。結果は、予想通り、「耐寒レース」となり、67分41秒(妻は67分5秒)で、今年の初レースを終えた。