近年、ランニング・ブームが加速気味で、眉をしかめるような現象が起きている。
人気が高い都市型マラソンの多くは、出場権が抽選制。完走する自信がなくても、当選した後で考えようと毎年、「東京マラソン」に応募していたが、5年連続で外れると、もう諦めることにした。
抽選制は、先着順より歓迎するが、某団体が「ゆずれ~る」というマッチング・ビジネスを開始した。大会にエントリー後に、都合が悪くなった人の出場権を「譲る」ことから「ゆずれ~る」と命名したようだ。
「譲りたい人」と「エントリーしたい人」の利害が合致するので、一見、有難いシステムに思えるが、勿論、有料。「譲る側」と「譲られる側」双方から手数料をとるニッチなビジネスだ。
以前、家族や友人の名前で抽選に応募し、なりすましで出場していた人をせこいと思ったが、手数料稼ぎの悪意のランナーが増えないとも限らない。6月に発表される「金沢マラソン」の抽選結果がどうなるかと気をもんでいる。
人気が高い都市型マラソンの多くは、出場権が抽選制。完走する自信がなくても、当選した後で考えようと毎年、「東京マラソン」に応募していたが、5年連続で外れると、もう諦めることにした。
抽選制は、先着順より歓迎するが、某団体が「ゆずれ~る」というマッチング・ビジネスを開始した。大会にエントリー後に、都合が悪くなった人の出場権を「譲る」ことから「ゆずれ~る」と命名したようだ。
「譲りたい人」と「エントリーしたい人」の利害が合致するので、一見、有難いシステムに思えるが、勿論、有料。「譲る側」と「譲られる側」双方から手数料をとるニッチなビジネスだ。
以前、家族や友人の名前で抽選に応募し、なりすましで出場していた人をせこいと思ったが、手数料稼ぎの悪意のランナーが増えないとも限らない。6月に発表される「金沢マラソン」の抽選結果がどうなるかと気をもんでいる。