レース当日(28日)の朝、名物の海霧が立ちこめ、雨が降ったかのように路面が光っていた。
TVで、「曇り、最高気温23度」と報じたので、好コンディションを期待して、駅前から送迎バスに乗り、会場に到着した午前8時現在の気温は21℃。湿原を渡る涼風が爽やかで、心地よかった。
ところが、開会式が終わる頃から、霧が晴れてむし暑くなり、「午前9時現在の気温25.1度、湿度91%」と発表された。準備体操でかいた汗が発散せず、ウエアが肌にまとわりつき、厳しいレースになると覚悟した。
昨年、1か所だった給水所が3か所に増えていたので、大助かりだったが、予報に反し、正午の気温は30℃まで上昇し、脱水症で道端に倒れ込むランナーもいた。
結果は、私が1時間4分30秒、妻が1時間4分44秒で予想通りだった。涼しい筈の釧路で2年連続の真夏日に見舞われ、妻は、「来年は中止」と弱気だった。