今日は、晦日。いつも見慣れている町の光景も、新しい年を迎える準備で忙しさに拍車をかける。
最近、めっきり少なくなった門松だが、これを「冥土の一里塚」にたとえ、正月をめでたくもないと詠む人がいれば、新たな生命を授かり、めでたい門出と喜ぶ人もいる。
うっすらと雪化粧した景色を眺めながら、今年一年を振り返ると、余りにも色々なことがあった。来年こそ、誰にとっても良い年になりますようにと願いつつ、今年のブログを閉じたい。
次回は、1月5日に更新。
今日は、晦日。いつも見慣れている町の光景も、新しい年を迎える準備で忙しさに拍車をかける。
最近、めっきり少なくなった門松だが、これを「冥土の一里塚」にたとえ、正月をめでたくもないと詠む人がいれば、新たな生命を授かり、めでたい門出と喜ぶ人もいる。
うっすらと雪化粧した景色を眺めながら、今年一年を振り返ると、余りにも色々なことがあった。来年こそ、誰にとっても良い年になりますようにと願いつつ、今年のブログを閉じたい。
次回は、1月5日に更新。
カピオラニ公園は、ワイキキの浜辺と違って緑陰が多く、昼間でもジョギングや、ヨガ、或いは、ストレッチにいそしむ人の姿が絶えない。手製のハンモックで、時の流れに身をまかせる光景は、まさに楽園だ。
テントやテーブル、コンロ、材料一式をトラックで運び、バーベキューを楽しむロコ達も多かったが、アルコール厳禁で、後片付けも徹底しているマナーの良さに感心した。
また、ドライバーのマナーの良さも素晴らしく、指定場所以外でも駐車している車は見かけなかった。歩行者を見ると必ず止まり、横断し終わるまで待ってくれ、恐縮して挨拶したら笑顔で応えてくれた。
一方、ホノルルマラソンを完走したランナーだけが手に出来るど派手なオレンジ色のTシャツ。完走した満足感と充実感に浸る姿に、三日目までは違和感を感じなかった。しかし、四日目、五日目ともなると、完走Tシャツを着ているのは殆ど日本人だけで見苦しかった。マハロ!
外国旅行で頭を悩ますのがチップ。ガイドブックやツアーの添乗員が目安としてあげるのは、10~15%。だが、チップとは、あくまでも「受けたサービスに対する謝意・対価」であり、強制されるものではない。
ところが、ハワイでは店によって扱いが違うので要注意だ。滞在記④で、「日本人観光客が詰めかける和食の店は敬遠した方が賢明」と書いた理由もここにある。
「日本人に大人気」との和食レストランに入ったが、後味が悪かった。1度目は、すし屋で、2度目は、会席料理店で味も悪くなく、料金もべらぼうに高いわけでもなかった。が、チェックに、「サービス料として15%計上させて頂きました」と印字されていて、それに州税を加え、請求金額を算出してあった。
私の泊まったホテル内のレストラン(和食・洋食とも)では、「請求金額」の下に「州税」を加算し、「小合計」が表示され、その下に「チップ」と「支払額」を客が記入し、サインをする様式になっていた。これが正解で、チップに州税を掛けるのはおかしい。ホテルでの飲食は、全て部屋付けにしたが、その日のサービスの良しあしでチップを変えて記入した。損得論ではなく、チップの精神を大切にしたいものだ。
「暮らすように過ごす」目的でも、自宅にいるようにはいかないので、二度ほどバスで出掛けた。一度は、カハラモール(アラモアナに次ぐ規模のショッピング・センター)、二度目は、イオラニ宮殿だ。
和食が恋しくなり、8年ぶりにカハラモール内の和食レストランを訪ねたら、店じまいしていた。ならばと、ワイキキへ引き返したが、目指す店は無くなっていた。ワイキキには、和食堂はいくらもあるが、日本人観光客が詰めかける店は、敬遠した方が賢明だと思っている。
さて、イオラニ宮殿やカメハメハ大王像が建つエリアにある市庁舎を訪ねた。クリスマス時期には、楽しいスポットとしてお勧めだ。庁舎前だけでなく、内部も足の踏み場もない程、飾り物一色で華やかだ。
20数年前、家族で初めてハワイを訪れた際(季節も同じで)、子供たちがうっかり市長室へ入った。叱られると思ったら、執務中の市長がにっこり笑って仕事の手を止め、子供たちと一緒に写真に収まってくれた。
常夏の島と思われがちなハワイだが、今は雨季にあたる。といっても、日本の梅雨のようにじめじめした長雨ではなく、シャワー程度でスカッと晴れ上がるので、爽やかだ。滞在中、時々、このレインシャワーに見舞われたが、傘をさすことは一度も無かった。むしろ、毎日、ダイヤモンドヘッドにかかる大きな虹を見るのが楽しみの一つだった。
観光目的ではなかったので、14日から18日までの5日間は、3度の食事以外、それぞれ思い思いの時間を過ごした。 私は、午前6時に起床し、ダイヤモンドヘッド周回コースを1時間かけて走り、夕方に、公園内をもう一度、1時間程ゆっくりジョグで汗を流した。 しばしば途中で足を止め、珍しい野鳥を眺めたり、ラグビーの試合を観戦したので、退屈しなかった。
妻は、散歩に出たり、朝夕に届けられる新聞(日経&朝日)に目を通していたが、私はTVを見るか、ラナイでダイヤモンドヘッドを前にビール片手に昼寝したり、怠惰に過ごした。ホテルのバーで、海を眺めながらのレイトランチ&ビールは、まさにハッピー・アワーだった。
次回は、唯一、足を伸ばした市内のスポットを紹介したい。