航空機の遅延は、陸路のように代替手段が少ないので、羽田での乗継ぎがうまくできないと、26日中に釧路に着けず、翌日のマラソン大会に出場出来ないのみならず、その後の旅行日程が全て白紙になってしまう。
とはいえ、機内でじっと待機するしかなく、最悪の事態ばかりが頭をよぎり、ストレスが頂点に達する頃、定刻の1時間遅れで小松空港を離陸した。
羽田⇒釧路間はANA便を予約していたので、羽田到着の40分後に出発するJAL便への変更が出来ず、「遅延証明書」を発行して貰いANAカウンターへ。
さいわい、17時発の便に空席があり、最悪の事態を免れたが、空港で5時間以上のアイドル・タイムを生じ、会社をまたがる遅延処理の隘路を痛感した。
三崎港直行のマグロ料理を肴にやけ酒を飲み、クラブ・ラウンジで時間つぶしをしていたら、「釧路地方は雷雨」のTVニュースが流れ、走る気力がどんどん失せていった。