プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★親心

2012-09-14 09:04:18 | 日記・エッセイ・コラム

 来日する孫のベッドやベビー・シート等の乳児用品を含め、受入れ準備が整ったが、「季節の変わり目の衣類をどうしようか?」、「離乳食は口にあうかしら?」と、妻の心配の種は尽きない。

 本人達に任せる方が合理的と分かっているのに、いつになく、妻の思い入れは尋常ではない。

 遠い異国の地で、誰のサポートもなく、出産したらすぐ退院させられるお国柄。しかも、妻も娘も流産を経験している。産後の健康を思いやる母心が、はやる気持ちを抑えられないのだろうと思うと、切実で痛々しい。

 人生のカウント・ダウン局面に入り、孫の顔を見る回数も限られている。滞在は、ほんの二週間だが、娘夫婦を日常生活から解放し、楽しく過ごさせてやりたい。

 「早く来い 早く帰れの たまの孫」と、愚痴っぽい川柳があるが、私達夫婦からすれば、贅沢で身勝手な言い分に思える。

次回更新は、10月5日の予定。


★同病相哀れむ(2/2):サプリメント

2012-09-13 08:32:37 | 日記・エッセイ・コラム

 健康志向ブームに便乗したメディア戦略が拍車をかけ、ヒアルロンサンやグルコサミン、或いは、コンドロイチン等を含有したサプリメントが市場に氾濫している。

 有名タレントを起用し、仰々しく宣伝しているCMを疑問視していた妻が、主治医に、ヒアルロンサンを含有する「▲▲」の効用を訊いたら、「あんなもん、利かんよ」と切り捨てたそうだ。

 サプリメント(=健康補助食品)の効果を問われると、通常、医師は曖昧に答える。それは、営業妨害に当たらないようにとの配慮からだが、我が主治医は、そういった気の使い方をしないので、返って信頼感をもてる。

 ヒアルロンサンの特性を調べてみたら、直接注入なら有効だが、経口摂取では効果薄とあった。いずれにせよ、サプリメントは、医薬品ではないので、気休め程度に考えた方が無難といえよう。


★同病相哀れむ(1/2):治療法

2012-09-12 10:03:57 | 日記・エッセイ・コラム

 ”似た者夫婦”と言われても抵抗は無いが、病気まで一緒では有難くもなく、お互いに真似するなとけなし合う始末になる。

 医師が違えば、見立ても違って当然だが、我が家の「かかりつけ医」は、内科だけ別々で、歯医者と皮膚科は同じ。

 新たに整形外科が一緒になった理由は、通っているジム内にある利便性からだが、故障個所と症状が同じなのに、治療法は違っている。

 私は、医師の勧めに従い、ヒアルロン酸注射と湿布剤を、注射嫌いの妻は、飲み薬と湿布剤の方を選んだ。私は即効性を実感したが、妻に症状改善の兆しが表れたのは、1カ月経過後で、治療法の差が出た。


★残暑厳しくも

2012-09-10 08:46:01 | 日記・エッセイ・コラム

 9月に入り、朝夕の風が涼を増したかに感じたが、数字を見ると変わりばえせず、依然として残暑厳しい日が続いている。

 昨日は、第12回城下町ハーフマラソンが開催されたが、スタートの午前8時現在で気温29度、湿度60%を記録し、その後も気温がぐんぐん上がる過酷な条件だった。

 私は、制限時間のハードルが高く、参加しなかったが、早朝、ヒアルロン酸注射の効果確認を兼ねて、大乗寺丘陵公園までジョギング。この数ヶ月間、走り始めに感じた右ひざの重い違和感が全く無かった。

 慎重を期して、いつも以上に遅いペースに徹したが、40分程経過した頃、鈍痛が走り、一瞬ドキッとした。が、その後、特段の支障もなく1時間のジョグを終え、治療の効果を実感できた。


★右ひざ痛の原因判明

2012-09-08 09:45:00 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、整形外科で右ひざ関節痛の診断を受けたら、軟骨がすり減っていた。関節を包む滑膜にも炎症が起きており、症状がかなり進んでいた。

 「加齢によるものですね」と訊くと、それには答えず、「ヒアルロン酸の注射を打っておこうか?」と、ぶっきら棒な答えが返って来た。

 詰まらぬ質問をしたと後悔していたら、太腿の筋肉を触診し、「走っているだけじゃ、筋肉はつかんよ」。「奥さんにも言っておいたが、バイクをこいだり、水中ウオークをやりなさい」と、指示された。

 先生は、私が書いた問診内容で、妻が1カ月前から通院していることも含め、すべてお見通しのようだった。

 変に愛想が良いよりも、要を得た指示をする医師に信頼を置く方なので、指示どおりに取り組もうと決心した。