私が、失敗経験を通じて学んだ対応策。その基本は、言葉を選び、「つけいる隙を与えない」ことに尽きる。
家族に対する勧誘で、「留守です」、或いは、「今いません」と答えると、「いつ頃、お帰りになりますか?」、「いつ電話すれば宜しいですか?」と切り返される。
本人が出た場合でも、「今忙しいので」とか、「来客中なので」と電話を切り上げようとすると失敗する。相手に継続の口実を与えてしまい、必ず、日を改めてかけてくる。
また、話の内容を聞いてから判断しようとする姿勢も危険だ。たとえば、「この前、買ったばかり」とか、「子供が小さいので」などと口にすると、業者は、「おいしい情報」として記録する。
以上、その場凌ぎの応対では、先方に情報を提供することになり、タイミングを見計らって、再三、電話してくるし、前回よりも深みに攻め込まれると心得たい。