プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★つゆ知らず

2009-07-29 09:26:21 | 日記・エッセイ・コラム

 「中国・九州北部豪雨」に象徴される今年の梅雨だが、当地の梅雨明けは、8月にそうな気配だ。

013  今朝、カメラを持って散歩に出た。いつも通りすぎるひまわり畑だが、注意深く観察すると、長雨で弱々しい。向日葵と書くように、太陽の日差しが無いと花の勢いも失せてうら悲しい。006

 ジョギング代わりにと思い、ハス畠の方に足を延ばした。以前は、一面に広がっていた畠も宅地化され、わずかに名残を留める程度だが、こちらは雨に濡れて生き生きとしていた。011

 ふと、「畑」と「畠」の違いが気になった。難しい解説は抜きにして、「畑」は「火の田」、「畠」は「白い田」と書くから、違いをイメージでナットク。梅雨どきに咲く花は、「露知らず」(梅雨?)などとボケを地で行く平穏な時を消費出来ることに感謝!写真のピントがぼけているのは?、、寝ぼけ、、です??


★2009年後半のランニング計画

2009-07-28 09:01:59 | スポーツ

 連日の悪天候でジョギングも出来ず、気力すら萎え気味だ。

 梅雨明けが待たれる当地だが、先行き不透明だけに、レース目標を設定して、老骨に鞭打つしか手立てはない.。我が家のディシジョン・メーカーに伺いを立てて、一週間。ようやく、回答が出て、鬱積したストレスを吐き出せそうな気配になって来た。

 9月6日に北海道の「たきかわコスモスマラソン」に出て、メインを11月29日小豆島の「瀬戸内海タートルマラソン」と決定した。出場種目の選択が課題として残ったが、現状を踏まえて、9月は欲張らずに、10㎞の部とした。11月は、さんざん迷ったが、4ケ月間の余裕があるので、フルに挑戦することにした。

 目標が決まれば、あとは北陸エリアの数大会をトライアル・レースとして走り、モチベーション・アップに繋げていく。主治医から厳しい注意を受け、筋トレ等の無酸素運動を中止しただけに、レース選択範囲が従来以上に悩ましくなってきた。


★海外添乗員&長さんの目⑤最終回・ケンミン性

2009-07-23 09:58:17 | 日記・エッセイ・コラム

 「東京から参加した人達と現地で合流するツアーの添乗をすると、大阪人との違いがはっきり出る」と、添乗員が興味深いことを教えてくれた。

 ホテルのチェックイン時、部屋の風呂や洗面所、エアコン・テレビ等々の故障チェックをするように説明するが、この反応が違うとか。設備に異常があれば、フロントに措置依頼する添乗員にしてみれば、言って貰わないと困るのは当然。

 関西人は、何かあればすぐ添乗員の部屋に行くか、電話をかけて苦情を言うそうだ。一方、関東人は、翌日の集合時とか昼食時に、「昨日、バスのお湯が出なかった」「エアコンが故障していたみたい」などと、事後報告するケースが多いそうだ。

 何事でも口にするか否かは、その人の性格や見識にもよるが、コテコテの大阪の添乗員にとっては、東京のお客様のお相手は、神経を使い疲れるとか。経験則で、何となくその違いが分かる。旅行会社を使い分けてみると、客筋の違いを感じるし、大阪の人が居ると、雰囲気がガラっと変わるのも楽しい。


★海外添乗員&長さんの目④お国柄

2009-07-22 08:46:28 | 日記・エッセイ・コラム

 EU加盟国は、6カ国でスタートし、現在27カ国。同じEU加盟国であっても、国力の違いは歴然としており、拡大を続けるEUの深刻な問題の一部を垣間見た。

 旅行中、チャーターした専用バスとドライバーは、ハンガリーの会社のものだった。プラハからブダペストまでの全9日間、同じバスを利用するのは便利で好都合だし、ドライバーにしても、国内より高賃金を稼げるので、双方にとってハッピーだった。

 ところが、ドライバーへの意地悪話を添乗員から漏れ聞いた。たとえば、下車観光の際、自国のバスを駐車場に優先誘導したり、ホテルのポーターがスーツケース運びを断る等。国境を通過する際の手続きにも時間がかかった。4カ国の中で、賃金が一番安いハンガリーが、テリトリー荒らしをしたことへの報復行為だとか。

 また、4カ国に共通したのは、インフレ。バスのドライバーが、「7月から又、バスの料金が上がる。今年に入って2度目だよ」と、ため息交じりに言った。付加価値税のアップによるもので、バスや地下鉄だけでなく、諸物価に影響する。訪問した4カ国は、すべてEU加盟国だが、私が前回訪れた時(2003年)は、オーストリア以外は、未加入だったので、当時との違いを肌で感じた。


★海外添乗員&長さんの目③トイレのエコ

2009-07-21 09:25:00 | 日記・エッセイ・コラム

 オーストリアのホテルに泊まった時のこと。共用トイレに入ったら、まず洗面台の上の小さな蛍光灯が点灯した。小便器の前に進むと頭上のライトが点いた。用をたしている間に、洗面台の方のライトが消えた。好奇心から、個室の便座に座ってみたら、室内のライトがつき、やがて小用のライトが消えた。

 これは、人体を感知するセンサー・ライト・システムで、国内で経験した人もいるはず。3段階方式は初めてだったので、感心して、しばらく便座に座っていたら、突然、ライトが消えた。

 真っ暗やみの密室状態に冷静さを失い、スイッチを探そうとしたが、暗くて見えない。手探りでドアの取っ手に触った瞬間、ライトが再点灯した。ホッとして室内を見回したが、当然、スイッチらしきものは無く、頭上のセンサーが冷たく笑った。

 日本の場合、ゾーン単位で点滅するが、使用している人の頭上に限定するシステムでは無いと思う。「エコ」も、ここまで徹底されると、恐怖さえ感じて身震いした。いやはや、しまらない話。