2004年12月22日。思い立って女房とドライブをかねて越前海岸の水仙を見に出かけた。例年なら1月中旬からが見頃なのに、暖冬の影響はいろいろなところに出ているようだ。早咲きのものは既に散り始めており、花を採る栽培農家のおばさんに声をかけると、「1月中旬からの水仙まつりには花が無いのじゃないかと心配だ」という。
「水仙の 花摘み姿 冬異変」(賢三)
「越前の 崖に水仙 ふくいくと」(静枝)
こじんまりした花弁にすらっと長い花茎。ふくいくとした香りが斜面に沿って下からたちのぼってくる。一面のお花畑の向こうには日本海。薄日がさし、白い波頭が岩に砕けるさまを水仙畠越しに眺めていると時の経つのを忘れてしまう。
越前海岸の冬はカニ一色だが、この時期の魚は何を食べても美味い。冬の味覚のみならず、地酒まで満喫したために、酔いをさますべく日本海を望む露天風呂につかり小部屋で休憩。おかげで帰宅が予定の時間を大幅に上回ってしまったが、二人とも大満足の忘年会になった。
「水仙の 花摘み姿 冬異変」(賢三)
「越前の 崖に水仙 ふくいくと」(静枝)
こじんまりした花弁にすらっと長い花茎。ふくいくとした香りが斜面に沿って下からたちのぼってくる。一面のお花畑の向こうには日本海。薄日がさし、白い波頭が岩に砕けるさまを水仙畠越しに眺めていると時の経つのを忘れてしまう。
越前海岸の冬はカニ一色だが、この時期の魚は何を食べても美味い。冬の味覚のみならず、地酒まで満喫したために、酔いをさますべく日本海を望む露天風呂につかり小部屋で休憩。おかげで帰宅が予定の時間を大幅に上回ってしまったが、二人とも大満足の忘年会になった。