プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★継続こそ力なり

2008-02-29 09:47:44 | 日記・エッセイ・コラム

 小ブログの2月15日付けで「再スタート宣言」したが、その後の寒さに縮こまっていたら、さらに筋力が衰えていた。

 昨日、2週間振りに前回同様の条件設定でトレッドミルに乗ってみた。今回は「速度と心拍数」プラス「消費カロリー」もチェック。8.0㎞/Hでの心拍数は同じ数値だったが、2キロ経過した8.3㎞/H(1㎞7分13秒ペース)で140に達した。前回より6も高い。不安になり、ビルドアップを中止し、ペースを維持し様子をみた。

 3キロ、4キロと経過すると、138に落ち着いてきたので、8.6に加速。予想通り、心拍数はじわじわと上昇し続け、5キロ時点で150を記録した。あわてて8.3㎞/Hに戻したが、147前後のままだった。6キロ時点で、再度8.6㎞/H、最後の400mを9.0㎞/Hでなんとか走り終えた時の心拍数は160だった。

 消費カロリーも1㎞あたり85と極めて高かった。去年の同期でも80kcalだからエネルギーロスが多い走りの証拠だ。トレーニング不足だったので結果は推して知るべしだが、このどん底状態から脱する手だてが思いつかない。この分では、4月のレースすら見送らざるを得ないことになるので、町会の総会(3/23)が終わったら、沖縄遠征で合宿でもしようと考えている。


★リセット!スタート!!

2008-02-28 09:54:50 | 日記・エッセイ・コラム

001 言うまいと思えど今日も雪さむし。昨日も今日も窓を開けると同じ雪景色に思わず、同じ句が口をついて出る。

積雪量はわずかでも、外出を躊躇するには十分過ぎる独特の魔力を持っている。昨夜、車のディーラーから1年点検の催促があった。早いもので、車を買い替えて1年が経過した。点検と同時にスノータイヤをはずそうと考えていたのだが、この分では諦めざるを得ないようだ。

 こんな日は、図書館から借りてきた本を読むに限ると部屋にこもったら、珍しく女房が「ジムで汗を流す」と言い出した。昨日、マラソン大会の案内が二通同時に届き、女房は刺激を受けた様子。

 二人ともここ2ヶ月間、走る時間が少なくなっていることに気づいていたが、寒さに負けていた。完全休養といえば聞こえが良いが、単なる怠惰。3月からリセット宣言してスタートするつもりでいただけに、2日早い始動とあいなった。


★”KY流”道普請

2008-02-25 14:03:18 | 日記・エッセイ・コラム

 国土交通省が策定した道路中期計画案では、10年間で59兆円の費用が必要だったのに、6兆円減額する案が出てきた。最近、”眠れる獅子”ポーズを決め込んでいた小泉元総理が一般財源化の方向を示唆した直後だけに、舞台裏の暗躍ぶりが透けて見える。

002  ”KY流”に悪乗りすると、左の写真を見て頂きたい。今日の昼過ぎ、買い物に出掛けた時、撮ったものだ。車道に雪はないが、歩道は雪が凍りついている。転倒を避けるために、車道を歩くお年寄りを見かけ、思わず徐行した。ジョギング愛好家は、冬期間、外で練習できない雪国特有の道路事情だ。都会では、開かずの踏切や渋滞対策が優先課題になる。長野県の某町では、住民がボランティアで道普請を行い、財政救済に一役買っている話も耳にした。

 全国一律で、国が道路整備権を有する時代はすでに終わった。宮崎県知事のように「まず財源を確保してから、整備計画を明確化する」発言は、従来の思想の延長でしかない。「20年も30年も我慢をした」ではなく、待つことが出来たのである。住民の死活問題だというなら、県独自の予算で救済策を講じない方がおかしい。岩国市の補助金打切り問題と同様、中央政府の指示に従わないといけない構図自体を改革する努力が必要のはず。

 コギャルがKYとは何かと問われて、「神奈川県横浜市」と答えて笑いこけていた。海自の基地は、小泉さんの地元の横須賀市。これもKYだ。おっと、そういえば吾輩の住む街も、KY(金沢市横川町)になる。KYって、やはり“空気が読めない”と読むのかも。


★美川けんいちが消える?

2008-02-24 10:17:32 | 日記・エッセイ・コラム

 金沢は、昨夜来の雪で外は銀世界。日曜日とあって、となりの保育所も静かで、なおさら寒さを感じる。こんな日は、家に閉じこもってスポーツ中継でも見ているのが一番だが、午後から会合が待っている。あまり気乗りしないが、あと1か月の辛抱だ。

 さて、金沢から10キロほど離れたところに位置した美川町は、3年前に合併し、今は白山市となった。その美川町のシンボル的な存在が、「美川県一の町」という看板。かつて、地名をPRしようと、歌手美川憲一の人気にあやかって、高速道路上に大看板を設置したことで有名になった。

 美川町は、一時期、石川県庁所在地だったのは史実で、あながち「県一の町」は出鱈目ではない。ご本人の舞台衣装顔負けの派手な看板の設置をめぐって、賛否両論が渦巻いたものだが、その看板が消えるとの記事を今朝の新聞で知った。

 私は、北陸自動車道を走るたびに、このユーモア溢れる看板を見て「家まで残りわずかだ」と安堵したものだ。看板が消えるのも寂しいが、いっそのこと、美川憲一を招待して、歌謡ショーでも開催し、華々しくフィナーレを飾ったらシャレになるのだが。「やーねぇ、ワタシはまだまだ消えないわよ!」とおっしゃるかナ??


★行政組織の縊路

2008-02-22 14:43:04 | 日記・エッセイ・コラム

 海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故は、緊張感が欠如している現政府の象徴的出来事と言っても過言ではない。海上保安庁に最初の連絡が入ってから、防衛大臣・総理大臣へと報告があがるのに、なぜ長時間要したのか?これは行政組織特有の多段階で複雑な指揮命令系統に根ざしている。

 10年前、ロシア船ナホトカ号の重油流出事故が発生した時、自民党幹事長加藤紘一氏が、北陸へ視察にきた。東京へ帰る間際、小松空港で三国や輪島、珠洲等の被災地の町長とのバーチャル対談を企画した。地元電話局の協力を得て、平成8年に社運をかけて世に問うた「コーラスライン」(多地点同時電話会議システム)を無償提供した。

 超多忙な幹事長は、わずか5分足らずの時間だったが、現地の行政責任者と同時に会議ができ、思わず「これ、本当にライブなの?」と、側近に確認したそうだ。この成果に意を強くし、石川県や福井県の自治体に「緊急連絡体制は、コーラスラインで」と売り込んだが、返答は、「行政には行政の緊急連絡系統図があり、何の不都合もない」とそっけなかった。

 事故が発生した時の第一報は、事実の伝達だ。関係者が多く、複雑多岐にわたる行政組織では、多段階な連絡系統図は時間のロスを招くだけ。高度情報社会の命は、迅速な情報伝達であることを為政者はこの機会にかみしめて貰いたい。

 蛇足ながら、その後、携帯電話を無償貸与したドコモは感謝状を贈られたが、私の会社には何の返礼もなかった。携帯電話は、移動しながら連絡でき便利だというのが最大の理由だった。ただ、私自身が、「どんな時代になっても、原始的な伝達手段の音声はすたれない」と確信をもったことを記憶している。