プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★受益者負担

2017-04-20 17:30:17 | 日記・エッセイ・コラム
 明日からしばらく温泉に入れないので、3年ぶりに銭湯に出かけた。循環濾過・加熱式だが、天然温泉を売り物にしているので、日中でも大勢の浴客で混雑していた。

 券売機の前でウロウロしていたら、番台のおばさんが、「シニア割引なら、ここの帳面に名前を書いて」と、声をかけてきた。

 金沢市では、65歳以上の高齢者を対象に、年間22枚の「ふれあい入浴補助券」を発行しており、利用料金440円のところ、本人負担額150円で入浴できる。

 行政の過剰サービスの一例として、廃止を提案した経緯もあって、我が家では申請したことがなかったが、今もなお、継続していると知って、無性に腹立たしかった。

今日は、ジムの定休日と源泉かけ流しの露天風呂を備えているスーパー銭湯の定休日が重なったのが不運だった。

「ちりも積もれば、、、」で、受益者負担で賄うべきことを手厚く支援する行政の体質を変えない限り、財政赤字から脱却できないのに、、、。

 次回更新は、5月1日の予定。

★春雷

2017-04-19 17:10:37 | 日記・エッセイ・コラム
 今未明、凄まじい雷鳴で目が覚めた。北陸の冬特有の雪雷のような轟音で、目を閉じても寝つかれないまま、朝を迎えた。

 21日の出立の準備を終えたので、友人との昼食会会場近くの理髪店で髪を整え、店を出たら雨が降り出した。

 傘を持たずに出たことを後悔したが、「春雨じゃ濡れていこう」などと、悠長なことを言っておられず、会場まで雨中ランとなった。

 店に着いたら、皮肉にも雨があがった。春雷を伴った気まぐれな天気は、今朝、夢うつつ状態で妄想した不安定な社会情勢同様、「天罰じゃー!」と、響いた。
★非常災害への心構え
 昨日は、全国各地で暴風被害が相次いだ。金沢市で最大瞬間風速37.5mを記録。樹木が倒れた兼六園は、一時、閉鎖された。 県内で、死者1人、23人重軽傷を出し、4千世帯が停電した......

★ボタンティアの心

2017-04-18 09:24:04 | 日記・エッセイ・コラム
 町会長と顔を合わせたら、「最近、スクール・サポート隊を辞めたいという人がいて、町会運営がやり難くなった」と、愚痴話を聞かされた。

 千葉県で9歳の女児が殺害された事件の犯人が、保護者会の会長だったことで、町内のボランティアの一部に動揺が出たらしい。

 町会長は、「児童の親に一度、雨や雪の中で立ち続ける辛さを体験して欲しい」と言ったが、私も、「年寄りの暇つぶし」と人づてに耳にし、不愉快で、辞めたので、同感だった。

 パースに住む娘は、子供の登下校の送迎と弁当作りのために勤めを辞め、勤務条件が合うパートを探している。日本のように、ボランティア活動をノルマ化する風潮に反発を感じる。

★海外旅行の心得(番外編):旅行会社の選び方

2017-04-17 09:15:09 | 日記・エッセイ・コラム
 数ある旅行会社からどこを選ぶかは、旅行の成否を分ける重要なポイントだが、安心・安全を重視するなら、大手の方が、いざという時の対応面で優れている。

 日本の旅行業界の大手5社は、売上高順で、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、阪急交通社、HISで、一位のJTBの売上高は、二位の近ツーの2倍以上を誇る。

 私が、5社を利用した感想では、JTBがすべての面で勝るわけでもなく、それぞれの会社に強み・弱みがある。また、同じ会社でも、顧客の層別・グレード別に、商品を揃えており、選択肢に迷うところだ。

 私は、方面別に利用する会社を絞ることにしており、10数回のヨーロッパ旅行で、一番多く利用した会社は、ヨーロッパに特化したノウハウ豊富な中堅会社。価格面で割高だったが、ホテルのロケーション・グレード、食事の質、日程の余裕度等の満足度で、一味違った。

 しかし、数年前、安価で大量販売を重視する某大手と合併後、品質が低下したので、今は利用しなくなった。旅行は、個人の価値観の発露なので、旅行目的に合った商品と予算とのバランスで、決めることが肝要といえる。

★海外旅行の心得(3/3):自由度

2017-04-16 08:39:55 | 日記・エッセイ・コラム
 個人旅行の最大の魅力は、自由度。すべて自己責任に帰すが、情報収集などの計画段階を含めて、旅行の醍醐味を享受できる。

 私の場合、旅行目的によって使い分けている。ウィーン・フィルの新春コンサートやボリショイ・バレーの公演等は、個人でのチケット入手が困難だったので、窮屈でも、ドレス・コード付きのツアーを利用した。

 一方、今月21日からのオーストラリア旅行は6回目になるが、ゴールド・コースト・マラソンに参加した時以外は、全て自分で手配している。

 パースに住む娘や孫の顔を見に行くのがメインだが、毎回、経由先を変えたり、途中降機を利用して、いろんな都市巡りをしていると、団体旅行では味わえない深みを感じる。

 滞在先で、早朝ジョグ&ウォーク後、ホテルに戻りシャワーを浴びてから朝食をとり、一休みする楽しみは、団体旅行では望めない。帰国したとき、緊張感から解放され、一気に疲れが噴き出すが、同時に、充実感と満足感に包まれる。

 「てるみくらぶ」の例もあるので、安さを最優先するなら、旅行をやめることも選択肢に加えた方が賢明だと思ったりする。