プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★職質(1/2):???

2014-06-30 09:00:57 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日の午前11時過ぎ、自転車で買い物に出た帰りのこと。後ろから来たパトカーが前方に回り込んで止まり、若い警官が車を降りて、私に近づいて来た。

 いきなり、「鍵がついていますか?」と訊くので、無言で前の車輪を指さすと、「前だったのですか」と確認した後、「身分を証明する物をお持ちですか?」と問われた。

 ぶしつけな質問に腹が立ち、「持ってません」とぶっきら棒に答えた時、年配の警官が加わり、私を左右から挟むかたちになった。

 若い警官が、「鍵は前に着いていました。身分を証明するものは持っていないそうです」と報告し、今度は、「お名前を聞かせて貰っていいですか」と来た。

 私が、明らかに不機嫌そうな顔をしたのを察した年配の警官が、「鑑札も着いてますね。名前も書いてある。娘さんのですか?」と、穏やかな口調で話しかけて来たので、ようやく冷静さを取り戻して、調べに応じた。


★川原湯温泉「王湯」への思い

2014-06-29 09:45:50 | 日記・エッセイ・コラム

 民主党政権時代に「できるだけダムに頼らない治水」を掲げ、全国83か所のダム建設計画の必要性を検証し始めた国交省が、全く逆の方向に邁進している。

 その代表例が、群馬県の「八ツ場ダム」。当時の前原大臣の中止発言が波紋を呼んだが、今秋に本体工事が始まり、19年度に完成する見込みだ。

 これに伴い、ダム湖に沈む川原湯温泉の共同浴場「王湯」が、今月末で閉館する。連日、閉館を惜しむ人達で賑わっているが、館長さんは、浴客から「少子化で水の需要は減るでしょう」と言われ、愕然としたとか。

 建設計画から60年以上、隣り同士や親子間でも意見が分かれ、翻弄され続けた町の歴史と痛みを知らない者が軽々に口にしてはいけない。

 公共事業は、計画から完成までに長期スパンを必要とするだけに、その目的と必要性の判断は、景気浮揚策であって良い筈が無いと思うのだが、、、。


★第1回金沢マラソンを目指して

2014-06-27 08:58:22 | 日記・エッセイ・コラム

 平穏な日々を送るなかでは、些細なことでも重荷に感じるもので、OB会報の近況報告欄にどう書こうかと散々迷ったすえに、新たな目標を掲げる踏ん切りをつけた。

 報告をやめる手もあったが、一昨年、「古稀記念に入社同期の友人とフルマラソンに挑戦する」旨を宣言した経過もあった。

 新たな目標設定に悩んだ理由は、昨年12月8日の袋井マラソンに参加した時、途中でコースに座り込んだり、歩いたりの繰り返しで、限界を痛感したこと。

 今年に入っても、腰痛が快癒せず、日常の超スロー・ジョグは可能だが、10㎞以上の距離は厳しい状態が続いている。

 しかし、来年11月に開催される「第1回金沢マラソン」は、最後の舞台として相応しいこともあり、1年計画で取り組んでみようかと思い到った。


★予感的中

2014-06-25 09:15:21 | 日記・エッセイ・コラム

045 アジサイが見ごろを迎えた大乗寺までの往復ジョグを終え帰宅すると、サッカーW杯一次リーグで、日本チームの敗退が決まっていた。

 TV中継することは承知していたが、「スポーツは、観るよりするもの」と思っているので、一日置きのジョギング予定を変える気になれず、家を出た。

 90分間、動き続ける選手と同じ時間を走り続けるのも応援だと、頑張るつもりだったが、70分間でギブアップ。20分の気力不足で、パワーを送れず、悪い予感が的中した感じだ。

 しかし、日本の世界ランキングは46位で、C組の中で一番格下。ファンが期待する気持ちは分かるが、実力相応の結果が出ただけのこと。大騒ぎするメディアの姿勢を苦々しく感じていたので、これで少しは静かになるとほっとしている。


★覆水不返

2014-06-24 08:40:37 | 日記・エッセイ・コラム

 最近の政治家の発言を聞いていると、失言と言うよりも人格を疑うものが多すぎる。

 東京都議のヤジ事件は、「否認(≠避妊)⇒謝罪」と漫画チックなお粗末さで呆れるが、石原環境大臣の”金め”発言は、たとえ撤回&陳謝しても関係者に残した傷は癒えない。

 一般市民が、酒の場で憂さ晴らしに口にする言葉と違い、政治家には、高度な見識が問われて然るべきだ。でなければ、年金並みの議員報酬を甘受すべきだ。

 太公望の故事に、「覆水盆に返らず」とあるが、英語の諺にも同じように「It's no use crying spilt milk」(こぼれたミルクを嘆いても無駄)とあるように、世界共通の戒めの言葉だ。

 政治家の「迂闊な発言・失言」とは、本音だと思えば、ショックが少なくて済む。