プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★ざれ言収め

2017-12-31 09:55:57 | 日記・エッセイ・コラム
 カレンダーを取り換えようとしたら、「干支」の解説が載っていた。「干支」と書いて、一般的に「えと」と読むが、「かんし」とも読み、正確には、十千と十二支を組み合わせた最小公倍数の60を周期とする数詞とあった。

 「十千」は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸を指し、「十二支」は、通常使われる子・丑・寅・・・・・。「還暦」は、「十干十二支」がもとになっており、60年たつと生まれた年の干支にもどるという意味とあった。

 もう一度生まれ変わって出直すという意味で、赤子に着せたちゃんちゃんこを贈って祝ったようだが、長寿化した現代では、あまり有難みを持たない。

 さて、桃太郎の鬼退治では、家来にした動物は、「犬・猿・雉」の順で、十二支と違う。面白半分で調べてみると、陰陽五行説が飛び出して、もっともらしい解説が登場する。真偽は別として、昔話に学ぶところが多いと感心した。

 キビ団子ならぬ雑煮を食べて、良い新年を迎えられんことを祈りつつ、ざれ言収めにしたい。

★漢字一文字(金⇒北)

2017-12-30 09:44:13 | 日記・エッセイ・コラム
 今年の漢字一文字は「北」だったが、私は、「偽」をあげたかった。

 「北」が選ばれた根拠は、北朝鮮の脅威や九州北部の記録的豪雨、北海道に関する話題(ジャガイモ不足、キタサンブロックの活躍、日ハム大谷大リーグ・早実の怪物入団)等々、北にまつわるニュースが多かったこと。

 しかし、目を政治の世界に転じれば、森友・加計問題は、忖度尽くめの「偽り疑惑」。韓国の慰安婦問題再燃は、文書化しない「偽り外交疑惑」。また、東京オリンピックの建設費用や築地市場の移転問題も「データ偽り疑惑」の産物だ。

 北方領土問題は、経済協力を先行させたら、プーチン大統領に「日米安保条約がある限り、基地建設リスクがある」と言われる「偽り外交」。

 産業界でも、大手企業によるデータねつ造や談合・不正問題等が相次ぎ、「偽りまみれ」だった。

 最も明白な偽りは、北のミサイル脅威に備えるために、イージス・ショアを配備するとして、5年計画で軍備増強予算を盛り込んだことで、向こう5年間は安全という「偽り予算」。同時に、経済制裁強化は、拉致問題解決に逆行する偽りになる。

 とすれば、落ち着くところは、「北」で良いことで妥協するが、「改憲」に向けて加速していることだけは、紛れもない事実なので、真摯に受け止めたい。
★ゆく年
 2016年の漢字一文字「金」に抵抗を感じていたが、金メダルラッシュの「きん」ではなく、「かね」と読んで、抵抗がなくなっだ。 「かね」の震源地は、東京。東京都知事選の争点となっ......

★道は違えど

2017-12-29 09:29:55 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、相撲協会の臨時理事会で「貴乃花理事の解任」が決まり、1月4日の評議員会で決定する。

 日馬富士の暴行事件発覚からまる2か月間、国家の大事件のように報道された一連の事件が、一応、終息へと動き出した。

 関係者には重要な問題だっただろうが、私には迷惑千万だった。一般社会常識では、理解できない相撲協会のしきたりや運営方法を改めることなく、公益財団法人に認定した政府にも責任がある。

 さて、安倍首相が、真珠湾攻撃の追悼施設「アリゾナ記念館」を訪れたのは、昨年の12月27日(日本の28日)。くしくも、同じ日に、一つの区切りをつけた。相撲と政治では、道がまったく違うが、わかり難さでは、そん色ない。

 川の流れは、大海へと注ぎ、時間とともに浄化される。森友・加計問題もうやむやのまま、年改まると、忘れ去られる。無常観がこみあげる。
★新たな一歩になるか?
 安倍首相が、真珠湾攻撃の追悼施設「アリゾナ記念館」を訪れ、戦争の犠牲者に慰霊を捧げ、演説を行ったニュースに、真っ先に、頭に浮かんだのは、「何故、今頃になって?」との疑問だった。......


★予期せぬプレゼント

2017-12-27 10:22:18 | 日記・エッセイ・コラム
 年末始の帰省ラッシュが始まる時期になると、「混雑するのに大変だな」と同情しているが、反面、離れて暮らす家族が集う機会を羨ましいとも思う。

 子供が自立し、お節料理も並べなくなってからは、好きな食べ物と、日頃、飲まないお酒を少しだけ買って、祝っていたが、今年はそれもやめることにした。

 年賀状も書かず、大掃除をすることもなく、静かに新年を迎えるつもりでいたが、昨日、パースに住む娘一家が、来年の5月7日から31日まで来日するとの知らせが入り、にわかに気ぜわしくなった。

 まだ、5か月も先だというのに、妻は、滞在中に何処へ連れて行こうかと心浮き立つ風情を見せた。私は、孫との体力勝負に負けないように心掛けることが新たな目標に加わった。

 カウント・ダウン人生における心の備えを怠らなければ、下山途中で立ち止まり、わき道を散策する時間を楽しむことが出来ると喜んでいる。

★ゆく年くる年

2017-12-26 10:07:43 | 日記・エッセイ・コラム
 2017年も残りわずかとなり、一年を振り返ってみると、平凡な生活の中にもいろいろな出来事があった。

 良い思い出に浮かれることなく、悪い思い出に沈むことなく、心の区切りをつけたい。そう考えると、年改まる「新年」は、有意義だ。

 人それぞれに、過ぎ行く2017年を回顧し、2018年を展望する。心静かに、年末始を迎えることが出来れば、最高の幸せと思いたい。

 来年には、後期高齢者の仲間入り。嫌いな単語だったが、避けられないからには、社会のお荷物になりたくないと考えたい。

 今日の金沢は、暴風雪注意報が出る悪天候で、その備えを思案する最高の条件とばかり、データを収集していると、思いが広がる。