プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★記念Suicaと荒川マラソン中止の余波

2014-12-22 09:31:50 | スポーツ
 TVをみながら遅めの朝食をとっていたら、イベント異変のような二つの事件のニュースが流れた。

 一つは、東京駅開業記念事業として「Suica」を限定販売したが、大混雑し途中で販売中止になった件。JR側の不手際によるもので、お粗末さま。

 たかが2,000円のSuicaにと思ったら、ネットで40,000円以上の値を付けていた。徹夜禁止のルールを守った人が買えずに、違反した人が買えたとは、、。徹夜組みはアルバイトorマニア??

 二つ目は、「荒川マラソン中止」のニュースで、これは笑い事ではない。中止の原因が、公園の使用許可を申請していなかったことによるもので、意図的ではないかとの批判まで出た。

 主催者側は、2日前に中止のメールを送ったとのことだが、知らずに会場入りしたランナーに責任は無い。中には、石川県から参加した人がいて、気の毒だった。参加料の返金は当然だが、付随経費はどうなるのだろうかと、他人事ながら気掛かりだ。

 主催者は、NPO法人ならぬNPO団体で、認可が不要。曖昧な説明に、マラソン・ブームにつけこんだ詐欺ではないかと疑心暗鬼に陥った。

 意図的かどうかは別として、二つのイベント企画の根底に行きすぎたコマーシャリズムの醜さを垣間見るようで、不快だった。

★「もてなし」の心

2014-12-21 10:46:59 | 日記・エッセイ・コラム
 政府観光局は、今年、日本を訪れた外国からの旅行客が、11月末で1,200万人を突破したと発表した。このまま推移すれば、年間で1,300万人を超える見込みとか。

 ビザ発行条件の緩和や円安が追い風になり、政府が掲げる東京オリンピックが開催される「2020年に2,000万人」達成も現実味を帯びてきた。

 イスラム圏からの観光客誘致に向け、ハラール食の提供や祈りの場を設ける等、知恵を絞るのも結構だ。しかし、日本人目線のサービスが外国人にとって、すべて歓迎される訳ではない。

 一例をあげると、去年、パースに住む娘夫婦が帰郷した際、電車や地下鉄の優先席に若者が平然と座っている光景にビックリ。パースでは、そういった場合、学生なら学割の特権をはく奪される。

 また、箱根の温泉で、夫君のタトゥーを見た入浴客が、フロントに電話して、追い出そうとした。私が一緒に入浴した時は咎められなかったので、彼は、「ナゼ?」としょげかえっていた。

 「おもてなし」と軽々に口にするが、形式に走り肝心の心の部分がなおざりになったのでは、寒々しい。

★北陸新幹線のダイヤ

2014-12-20 09:11:40 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日19日、東京駅が開業100周年を迎え、色々な記念イベントが開催されているが、来年の3月14日北陸新幹線が開業を迎える当地でも、さまざまなプレイベントが展開されている。

 現在、金沢・東京間は、上越新幹線経由で約3時間50分かかるところを最速で2時間28分と日帰り圏内になる。

 最速の「かがやき」は、1日10往復。停車駅は金沢・富山・長野・大宮・上野・東京の6つで、ビジネス客向けに朝夕の時間帯を中心に運行される。

 「はくたか」は、停車駅を増やし1日14往復と金沢・長野間を1往復する。また、金沢・富山間のシャトル用に「つるぎ」が18往復し、乗客の利便を確保する。

 私は、今まで東京へ行く時は、殆ど飛行機を利用したが、空港への移動時間と飛行場での待ち時間を加味すると、鉄道の方が便利になりそうだ。

 私達夫婦にとっては、東京より長野が近くなるのが嬉しく、すでに来春以降の旅行プランを練っている。

★ホノルルマラソンの思い出

2014-12-17 09:35:05 | スポーツ
 いささか気が早いが、来春1月12日にTBSで放映される予定の「第42回ホノルルマラソン」(12月14日開催)のテーマは、「出会い」。

 今年は、小島瑠璃子やEvery Little Thingの持田香織が初マラソンに挑戦とか。また、TBSアナウンサーの古谷有美が4時間半切りを狙うと話題も盛り沢山で、どんな出会いが待っているか。


 スポーツ・バラエティの印象が拭えないが、競技よりもイベント性で大人気の大会だけに正月気分で観るのも一興。

 外国で開催されるマラソン大会で、毎回、日本人ランナーが半数近くを占めるのも珍しいが、日本人にとってハワイが身近な外国ということか。

 私も過去、3回参加したが、1度目が初フル(1998年)、2度目は20世紀最後の年、3度目は闘病生活からの復活で、いずれも節目だったが、マナーの悪いランナーが増えて嫌気がさし、2003年を最後にした。

 その後、ゴールド・コーストやイスタンブールマラソン等の海外レースに参加し、ホノルル以上の感動を味わった。今は、パースに住む孫と一緒に「City to Surf」に参加することを夢見て練習に励んでいるが、果たして。

★衆院選と箱根駅伝

2014-12-15 10:58:34 | 日記・エッセイ・コラム
 戦後最低の投票率となった衆院選。結果は、安倍総理の狙い通りに与党の圧勝に終わったが、ふと、箱根駅伝の「シード校vs学連選抜」の対決が思い浮かんだ。

 主催者が開催予定を繰り上げ実施すれば、予選会を経ずにメンバー編成する学連選抜と誰が何区を走るかを決めるだけのシード校では、勝負は見えている。

 かつて、「有権者が家で寝ていてくれたら」と言った総理がいたが、民主主義は、所詮、数の論理であって理想形では無く、組織力がものを言う。

 選挙に無関心でいられても、政治と生活は無関係ではない。「たかが一票、されど一票」で、棄権した有権者が、「誰がなっても何も変わらない」と思っているならば、民主主義を否定するのと同質で猛省すべきだ。

 最高裁が、「違憲、もしくは、違憲状態」と判断した「一票の格差」問題。
有効投票数をベースに計算し直したら、どういった数字になるのか興味深い。いずれにせよ、最低限、今回の選挙を棄権した人には、社会がどのようになろうと文句を言う資格は無い。