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時悠人chosan流処世術

★北陸新幹線の効用

2018-03-14 09:33:58 | 日記・エッセイ・コラム
 開業4年目に入った北陸新幹線は、ともすると、経済効果ばかりが注目されるが、私は、今冬の大雪にもめげず、活躍した点を評価したい。

 関西・東海方面への在来線特急が、延べ1,200本ほど運休したのに対し、新幹線のゼロは、特筆ものだ。

 関係者は、雪国仕様の車両や融雪スプリンクラーの設置、或いは、レール脇の「貯雪スペース」などの備えに加え、トンネル区間が約44%と高いこと等を挙げるが、他の新幹線にも共通する事項も多い。

 一方、東京羽田とを結ぶ空路は、小松・能登・富山と三つあるが、関西・東海方面へは陸路しかないので、雪に強い新幹線は魅力的だ。

 航空運賃より高いと批判されても、ものは考えようで、一度も運休しなかった新幹線の存在は心強い。

 金沢以南の開業は、まだまだ先だが、今冬、度重なる大雪で陸路を遮断され、陸の孤島と化した苦い思い出と訣別するには、早期開通が望まれる。

 しかし、開通と同時に、在来線が三セクに切り替わるので、財政問題が、新たな行政課題になる。 


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