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時悠人chosan流処世術

★深層心理

2015-06-22 09:49:46 | 日記・エッセイ・コラム
 カレンダーに目をやると、今日22日は「夏至」で、明日は、「沖縄慰霊の日」。24日は「UFOの日」で、25日「住宅デー」、26日「露天風呂の日」、27日「演説の日」と記念日で埋まっている。

 有意性を疑うような記念日が氾濫している中で、「夏至と沖縄慰霊の日」は、重みが全く異なる。戦後70年の節目を迎えて、「戦争とは、人間が人間で無くなること」だと孫に説く「おじぃ・おばぁ」の言葉を改めて噛みしめたい。

 イラク戦争の際、政府は、2003年、人道復興支援活動のため、「イラク特措法」を成立させた。非戦闘地域のサマーワで、「後方支援に徹する」前提で派遣された自衛隊だったが、帰国後、54人の自衛官が自殺していた事が、先般、明らかになった(5月27日の衆院平和安全法制特別委員会)。

 国会の会期を延長してまでも成立を急ぐ「安保法制」。「合憲か違憲か」の議論はさておき、人命のリスクは、サマーワよりも確実に増える。今年の「沖縄慰霊の日」に安倍総理は、どんな思いで参列するのだろう。

 そして、選挙権を手にした18歳以上の若者達は、「徴兵制」も視野に入れて、自分たちの平和と安全を守るために、どうしたら良いのかを責任を持って考える時が到来した。


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