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★沖縄シリーズ②現状

2022-05-16 08:11:17 | 日記・エッセイ・コラム
 沖縄県は、豊かな自然や、独特の文化が多くの観光客をひき寄せ、人口1,000人当たりの飲食店数が日本一とのデータが示すように、那覇の国際通りを中心に、終日、多くの観光客で賑わっている。

 本土復帰以降、政府が、公共事業や観光業を柱に大型予算を投入し、地域振興策に努め、経済成長を支援してきた成果でもある。

 しかし、沖縄の米軍専用施設面積が、日本全体に占める割合で見ると、終戦後の1950年代には3割で、1960年代には5割、沖縄の本土復帰(1972年)時には6割だった。

 その後、本土の基地の整理縮小を進めるにあたり、沖縄への部隊移駐等で帳尻合わせをしたために、現在のように、沖縄に米軍基地が集中してしまった。

 裏を返せば、原発立地と同じで、「補償金」で、地元の合意を取り付ける以外、方法が無いのが現実だ。


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