八大龍王「龍岳院」 生駒市鬼取町663
薬師山「鶴林寺」の奥之院の役目をなします 役行者が前鬼と後鬼を捕縛し、儀覚・儀賢の2僧に改心させて行者道に導いた聖地です 弘法大師空海や隆尊、最澄もここで修行をしたそうです 明治時代までは「上山(じょうざん)」と俗称され雨乞い祈願が行われたようです
由来 標高642M、生駒山山頂に今を去る一千百有余年、弘法大師勅を奉じ高野山開創の砌り、河内の国額田郷(東大阪市 石切)に於て心身潔斉し、はるか東方を見るに八大龍王の霊感を受け山頂を尋ねるに、清水の流出を見られ白水山と名付ける給ふ。(現在の当山) 早害瘻々にして村々の稲田の枯死すること両三度、弘法大師この地に八大龍王を勧請し請雨の大法を修し給う。霊雨忽にして至り野山の草木皆その法沢の浴し、爾来今日に至るも清水を噴出、如何なる早天と雖も霊水の絶えることなく里人様々なその徳を慕いて「弘法の井戸」と称しその跡を残す―
神変大菩薩