九品寺 奈良県御所市楢原1188
聖武天皇の詔により、奈良時代の僧「行基」が開基したお寺とされていますが、創建年などははっきりとしていません。1558年には、浄土宗に改宗しています。九品寺は、境内や裏山に「千体石仏」があるお寺として知られています。この石仏は、南北朝時代にこの地を支配していた御所城主「楢原氏」が北朝側と戦った際に、地元の方たちが奉納したものが始まりで、現在では1,600体~1,700体もの石仏がある 「街道といっても、ようやく車が通れるほどのせまい道で、往来のはげしい国道から、人けのない田圃道に入ると、急に古代の世界へ連れ戻されたような心地がする」--白洲雅子・葛城のかくれ里より
山門
本堂
千体地蔵尊
千体地蔵尊