藤の木古墳 生駒郡斑鳩町法隆寺西2丁目1795番地 法隆寺南大門前より西へ徒歩5分
直径48mの大型円墳。6世紀後半の築造と推定される。(1985)年と(1988)年の2度発掘調査が行われ、未盗掘の朱塗りの家型石棺、土器類、精巧で豪華な金銅製馬具(重要文化財)などが出土して大きな注目を集めた。昭和63年の調査では石棺内に二体の被葬者が確認された。被葬者は膳氏、崇俊天皇などさまざまな説がある
藤ノ木古墳の内部に入ることはできないが、扉に近づくと自動的にライトが灯され、石室の内部が少しだけ見えるようになっている
石棺内部 あさひぐらふ
以下藤ノ木古墳とその時代1989年10月 図録より
金銅製冠・正面
金銅製冠・側面
金銅製履
金銅製履・底面
筒形金銅製品