episode:4
『全力で救うことの意味』
救命に自殺した患者が運ばれて来た。
進藤たちは必死で助けようと処置するが、
工藤は無駄だと言う。
そして、「時間を無駄に使いたくありません。」と
手術室を出て行った。
必死で処置したものの、
結局、患者は亡くなってしまった。
「なんの意味があるんですか?
助からない患者に無駄な時間を費やすことが。
どうせ助からないなら早く死んでもらった方がいい。
その分、治る可能性のある患者を診ることも出来る。」
工藤は全く聞く耳持たず。
工藤は澤井に指導医を代えて欲しいと願い出る。
「進藤先生は優秀なドクターですよ。」と澤井。
「確かに進藤先生は優秀なドクターかもしれません。
だけど優秀な指導医ではない。」
なんと生意気な!!
千夏は骨折で運ばれて来た患者の喜久代に、
孫にクレヨンを届けてくれるよう頼まれる。
楓が工藤に声をかける。
自分も進藤が指導医だったことなどを話す。
「今、こうして医師を続けていられるのは進藤先生のお陰。
感謝してるの。
今、目の前にある命に執着しろ。諦めるな。
医者として一番大切なことを進藤先生から教わったの。」
けど工藤の耳には届かない。
千夏がクレヨンを届けに行くと、
孫は既に亡くなっていた。
そして喜久代が認知症だと知る。
病院に戻ると、喜久代にどうだったか聞かれる千夏。
千夏は喜んでたと嘘をついてしまう。
それを工藤が見ていて、ちゃんと伝えるべきだと怒る。
工藤が本当のことを喜久代に言うと、
喜久代は奇声をあげて取り乱してしまう。
そのうち、喜久代が病室からいなくなってしまう。
みんなで捜すが見つからず、工藤は外へ捜しに行く。
すると、孫にクレヨンを買っていた喜久代。
喜久代は隣のベッドの博明を孫だと思い込んでいた。
喜久代と博明は工藤をモデルに絵を描き始める。
その時、救急要請が入るが、
進藤にモデルを続けろと言われ苛立つ。
「こんなことをするために医者になった訳じゃない。」
渡された絵を丸め、ゴミ箱へ捨てる工藤。
博明の容態がおかしいと、
進藤を呼びに行こうとする千夏に、
「なんでもかんでも進藤進藤って!!
僕だって医者なんだよ。」
喘息の発作だと判断し、吸引させる工藤。
しかし、博明は急変し呼吸が停止。
「これは喘息の発作じゃない。
アナフィラキシーショックだ。
お前、呼吸状態だけで判断したのか?
それでも医者か?」
工藤はただただ立ち尽くしている。
進藤たちが懸命に処置をするがなかなか戻らない。
楓が心臓マッサージをやっている。
「代わります。やらせて下さい。」と工藤。
なんとか蘇生した博明。
工藤は部屋へ戻ると、ゴミ箱から絵を拾う。
「工藤! お前の宝物だな。」
工藤の肩を叩いて出て行く進藤。
澤井のところへ行く工藤。
「医局長。昨日の件なんですが・・・
指導医を代えて欲しいって。忘れて下さい。
3ヶ月間、進藤先生の下でみっちり勉強します。」
「そう言うと思ってました。
しかしいずれ、彼を指導医にしたことを
後悔すると思いますよ。」
工藤にイライラさせられっぱなし。
けど最後は無理矢理丸く収めたね~。
無理矢理すぎて微妙ですけど(‐∀‐;)
ピーマンネタはいらなかった(-_-;)
【救命病棟24時 ~救命医・小島楓~】
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