第1回
『医は仁術なり』
とある家の様子を窺う逸馬。
「あれが榊原道庵かぁ・・・」
逸馬は坪井から道庵が強請られてると聞く。
坪井は評判のいい医者だから助けて欲しいと言われたらしく、
坪井の代わりに逸馬が調べることになっていた。
道庵の様子を見た帰り、
怪我人2人を運んでるところに出くわし、逸馬が手を貸す。
道庵の所へ運んだが、道庵は2人同時には見れないと言い、
1人は別の所へ運ぶよう指示。
道庵が治療するのを逸馬も手伝う。
逸馬が目を覚ますともう朝だった。
雁六は治療のお陰で助かったと聞く逸馬。
道庵にお役目でこの町へ来たのか聞かれた逸馬は、
「何か困り事はないか?」と道庵に訊ねるも、
役人に相談するような事はないと言われてしまう。
朝帰りの逸馬に声をかけるいね。
事情を話そうとする逸馬に、
「藤堂家家訓120カ条その41。
主たる者、常に背筋正しく歩くべし!!
朝げの仕度が整っております。」
そんないねにたじたじの逸馬。
そこへ信三郎がやって来る。
昨夜、医者にたらい回しにされた大工が死んだと聞かされ、
逸馬が信三郎に昨夜の事を話してるといねが現れ、
「藤堂家家訓120カ条その63。
主たる者、朝の食膳があい整わ・・・」
「は、はい・・・」と慌てる逸馬。
坪井に道庵の事を聞かれ、
もう少し当たってみると答える逸馬。
町では瓦版売りのなつめが、昨夜の出来事を話していた。
道庵が見殺しにしたと。
仙人の所でその話をする逸馬と信三郎。
強請っていた相手がが職人の手のようだったと、
見た人が言っていたと話す逸馬。
死んだ半助が脅していて、道庵が見殺しにしたんじゃないか?と。
そんな話をする2人。
「この医者がした事は殺しと同じですよね?」と
仙人に聞く信三郎。
「もう1人は助かったのであろう?
その医者がいなかったら2人共死んでいた。」と仙人。
逸馬は死んだ半助の妻・きよの元へ。
半助が道庵を強請っていたんじゃないかと噂が流れてると。
見殺しにされて当然だとも言われ、
これでは半助があまりにも不憫だから道庵を訴えたらしい。
誰に脅されていたのか、
道庵に直接聞きに行った逸馬だったが、
やはりそんな事はないと言われてしまう。
自分の判断のせいで人が死んだのは事実だから、
裁きを受けると言う道庵。
その話を床に伏せていた聞いていた雁六が泣いていた。
老中・水野に、一風堂の仙人の教えが
キリシタンと同じだと聞いた鳥居は、
一風堂に偵察を向かわせる。
逸馬は雁六の元へ行く。
その頃、町ではなつめが今日の裁きの事を話していた。
裁きの日。
事の流れを話し、道庵に相違ないか聞く逸馬。
相違ありませんと答える道庵。
逸馬は半助から強請られていたのか聞くが、
半助は道庵を強請ってはいなかった。
「雁六に強請られていたのであろう?」と言う逸馬。
「何故強請られていたのか話してはくれぬか?」と聞く逸馬。
道庵は迷っていたが、話し始める。
昔、盗賊に襲われた時に、
道庵はその盗賊殺してしまっていた。
その盗賊の一味だったのが雁六だったらしい。
「半助を助けて、雁六を見殺しにする事も
出来たんじゃないのか?」と逸馬。
道庵はこれ以上罪を重ねたくなかったと。
「藤堂。」と声をかける金さん。
頷く逸馬。
「半助の死に関してはお咎めなしとする。
しかし、たとえ盗賊とは言え、常蔵を殺した罪は消えぬ。
格別のおさたにより、その方、むこう3年間、
天満町牢屋敷へ入牢を申し付ける。」
3年間、牢で医者として働く事で決着。
町で信三郎、のぶ、佐和、仙人たちとお茶をしてる逸馬。
そこへ「一風堂の宮家先生。」と現れるなつめ。
「宮家はワシじゃが・・・」と立つ仙人に、
「お父ちゃん!!」と抱きつき泣くなつめ。
なんと!!
お父ちゃん・・・
けどなんか怪しい(o¬ω¬o)
それにしても福さま、かっこいいわね~。
久々に見た髷姿も違和感なく(笑)
ホント、タイトル通り“オトコマエ”ですこと!!
エンディングも最高だわね。
あれを写真にして売って欲しいくらいだわ(笑)
そういえば仙人、おひょいさんじゃなくなったね。
ちょいとビックリしちゃったよ。
前回の『オトコマエ!』は ☆ コチラに ☆