第3回
『おかげさま』
信三郎が家を空けて5日。
内密のお勤めとはど~ゆうものかと詰め寄る逸馬に、
「ど~ゆうお勤めと聞かれても、内密は内密!!」
と全く教えてくれる気配なし。
信三郎の家に、嫁になりたいと倉田家の娘・静江が来る。
母・のぶは信三郎本人にも聞かないと・・・と言うと、
静江の共で来た者が、信三郎は倉田家縁の寺で修行中だと。
そして、静江を信三郎の家で修行させてくれと言う。
その頃、信三郎は本当に寺で修行中。
なつめが読売を売っているが、今日は見向きもされない。
通りかかった人に、
今日は裏源氏の発売する日だから売れないよと言われる。
信三郎の家を訪ねる逸馬。
すると静江が出て来て挨拶をする。
「こちらに置いて頂き、
信三郎さまの良き妻になるべく修行をしております。」
「妻!? 信三郎の???」
「はい。さようで御座います。程なく。」
「程なく・・・」
逸馬はのぶに経緯を聞く。
のぶに信三郎がいる寺に行って、
信三郎に静江のことを聞いてくるよう頼まれる逸馬。
「えいとく寺って、
夫と別れたい妻が逃げ込む縁切り寺ですよね。
縁切り寺で縁結びとはこれ如何に。ヘヘッ。」
「笑いごとじゃありませんよ、逸馬さん!!」
その頃、そのお寺では、
短刀を持った男が女を盾に、自分の女房を出せと騒いでた。
信三郎が説得するも聞く耳持たず。
その時、石が投げ込まれ、
男が怯んだ隙に逸馬が入って来て追い払う。
信三郎に話を聞く逸馬。
静江とはお互い本気で惚れたと言う。
「だったら祝言挙げちまえ!!」と逸馬。
しかし、信三郎は父のことが引っ掛かっているらしい。
父の無念を晴らす日が来たら、
静江が不幸になってしまうと・・・
円恵と話をする逸馬。
裏源氏があることに気づき、
それ作者が円恵で、しかも仙人と知り合いだと知った。
逸馬に家に尼さんが来て、
おさよが族にさらわれたと知る。
急いで向かう逸馬と、それについて行けない共の者たち。
「もう待てねえ!!」と1人で乗り込む逸馬。
無事、助けることが出来た。
信三郎は逸馬と一緒に家へ戻る。
静江が信三郎を迎え出た。
「信三郎さま。
私・・・私、お腹に信三郎さまのややが・・・」
「子供。俺の子?」と驚く信三郎。
その様子を見ていた逸馬とのぶも驚いた。
いや~、週遅れのレビューで申し訳ないです(‐∀‐;)
まさか信三郎に子供がね。
ま、良かったわね。
逸馬にもそんな日が来るのかな?
ちょっとヤダなぁ~(o¬ω¬o)
さ、昨日のも早く見ないとね。
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