第1回
『上士と下士』
天保14年。
岩崎弥太郎が坂本龍馬に出会ったのは10歳の頃。
川に飛び込むのを怖がってる龍馬を目撃。
弥太郎はそんな龍馬を軽蔑する。
土佐には武士にも“上士”“下士”という身分制度があり、
下士は屈辱的な差別を受けていた。
弥太郎も龍馬も下士の家柄だった。
そんな上士の酷い横暴に、
下士は次第に不満を募らせていった。
ある日、龍馬はカエルに驚き、上士に無礼をしてしまう。
上士は龍馬を連れて行き、切り捨ててやると息巻いていた。
そこへ母・幸がやって来て、必死に許しを請う。
なんとか許しを得たものの、
病弱だった幸はその場に倒れ、帰らぬ人となってしまった。
その後、立派に成長した龍馬。
仲間の井上が上士の山本に斬られた。
山本を斬りに行こうとするみんなを止める武市。
斬った山本はお咎め無し。
今度は弥太郎が山本に絡まれ、切り捨てられそうになる。
そんな弥太郎を龍馬は庇い、代わりに土下座。
「下士も人間ですきに。
上士と同じ、人間ですきに。」
訴える龍馬を上士は下駄で殴る。
何故、頭を下げる!と怒る弥太郎。
「つまらん事で命を捨てるな。
いつか、必ず、こんな身分制度がのうなる日が来る。」
「下士と上士が同じになる日が来るっちゅうことか。」
「いや、下士も上士ものうなるがじゃ。」
「どうなったら、そんな世の中になるじゃが!」
「それが分からん!
毎日毎日考えるけんど・・・分からん。
分かっとるのは、喧嘩じゃ何も変わらん。
母上が教えてくれたんじゃ。
憎しみからは何も生まれん。」
その時の龍馬は、もう弱々しい龍馬ではなかった。
剣の腕は周囲に知られるほど。
戦う事は充分に出来るのに、
争いでは世の中は変わらないと。
「土佐は細んまい。
おまんが探している答えは、
ここにはないがかも知らんのう。」
龍馬を育ててきた姉・乙女が言った。
とうとう始まりましたよ!!
幕末好きのあたしには堪らん時代です。
龍馬は一気に大きくなったね~(笑)
しかし上士には腸煮えくり返ります!! (ー'`ー;)
イライラしちゃったよ。
まだ1回目なので、
話的にはそんなに重要な感じではなかったけど、
これから楽しみではありますね。
龍馬の子役の子、福山さんに似た感じだった。
ウマいこと探してきたなぁ~(笑)