まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~ 2nd season 第6回

2010-02-16 22:37:59 | ドラマ

第6回

『秘密』





『真実を話すのは難しい。

人は様々な理由で真実を隠す。

そして隠されれば隠されるほど、

人はその扉を開けようとする。

そこに何が待っているかも知らずに。』



父・誠次を訪ねて行った藍沢。

母は大学に勤めていた研究者だった。


「どうして死んだんですか?

自殺だったんじゃないんですか?」


誠次が言うには、母・夏美は雲を見るのが好きで、

よくマンションの給水塔に上って雲を見ていた。

その給水塔の柵が古く、折れてしまったらしい。


「あれは事故だった。」


「間違いないんですか?」


「ああ。」


「その時は離婚して家を出てたんじゃないですか?」


「それでも分かる。

柵は折れてた。分かる。」



絹江に誠次から聞いた話をする藍沢。


「嘘ばっかりだな。

嘘をつくのが家族なのか?」



バイク事故に遭い、脳死と診断された翼。

それを説明するよう言われる緋山。

母親に脳死と知らせるが受け入れられない。


「だってまだ心臓は動いているじゃない!!」



肝臓ガン末期の患者・妙子は、

息子が受験だから心配かけたくないと言い、

黙っているよう言う。

そこへ着替えを持って来た息子。

知らせるなと言われても

死んだ後で問題になりかねないので

知らせると言う藍沢。



白石は父からフェローを終了した後、

東都大へ行くよう勝手に決められる。


「ちょっと待って。

わざわざそれを言いに来たの?

おかしいよ、お父さん。

何で勝手に決める訳?

一言の相談もなしに。

自分の進路は自分で決める。

子供じゃないのよ、もう。」



妙子に説明する白石。

意識障害が出てきたら、

息子のことも分からなくなる可能性がある。

このまま二度と会えなくなることもと。


「それでもいいんですか?」



藍沢は息子の方へ。

肝臓ガンであること、

そしてもう長くないことを話す。


「家族と言えども嘘をつく。

心を許せば、その分傷つくことも多くなる。

だから心を閉ざす。

そうやって自分を護る。

でも今はそんなこと言ってる場合じゃない。

話しあうべきだ。」


「知ってますよ。
 
ずっと近くで見てるんですよ。

ただの胃潰瘍じゃないことくらい分かりますよ。

でも本人が隠そうとしてるんでしょ?

だったら信じてる振りしてやった方がいいでしょ。

ずっとそうやってきましたから、僕は。

子供の頃から。

嘘をつくならもっと上手くつけよって、

子供の頃からずっと思ってました。

ホントバカだから。」


「そうか。」


「あとどれくらいなんですか?」


「もって2ヶ月だ。

このまま亡くなる可能性も高い。」



翼の爪を切ってあげている緋山。

そこへ母がやって来た。


「私も何かしてあげられたらと。」


緋山は爪切りを母に渡す。

母は昨日のことを謝る。


「翼は本当にもう

目を開けることはないんですか?」


翼の脳死判定の説明する緋山。

薬で心臓は動かしてはいるけど生きてはいない。

その薬も効かなくなると。


「翼くんは、もう充分頑張ったんだと思います。」


「そう。頑張ってくれたんだね。

翼、ありがとう。

バイバイだね、もう。」


意思表示書にサインを求めなければならないのに、

ファイルを閉じてしまう緋山。


「どうされたいですか?」


「抱きしめてやりたい。

抱きしめてやりたいです。この手で。」


モニターのアラームが鳴り、

昇圧剤を追加するか冴島に聞かれ断り、

呼吸器を外す緋山。


「抱いてあげてください。」


「よく頑張ったね。ごめんね。

お母さん、守ってあげられなかった。」



妙子のところへやって来た息子。


「私さ、ちょっと悪化したんだって、胃潰瘍。

ごめんね。でも大したことないって。

だから受験行って来て。早く。」


「そっか。分かった。行って来る。」


「ああ、頼んだよ。

頑張るんだよ。

母さん祈ってるから。」


「何言ってんだよ。

楽勝だよ、こんなもん。

合格発表は1ヶ月後だ。

また自慢出来るな。

4月の入学式も呼んでやるよ。

それで6年後には医者になる。

そしたらまた自慢だ。

東京に帰ったら開業する。

店の近くで。

そしたら一生自慢だ。

ずっとずっと自慢させてやる。

これからもずっと。

だから生きてろよ。

戻って来るまで生きてろよ。

偶には守れよ、約束。

守ってくれよ、偶には。」


「うん。頑張ってみるよ。」



冴島が緋山に声をかける。


「私は最後立ち会えませんでした。

しっかり別れを作ってあげることが出来た。

それだけでも緋山先生の仕事に

意義はあったと思います。」



「あの息子さん、受かるといいね。」


「あんな高校生に気づかされるとはな。

隠し事には訳があるんだ。」


「そうね。」


「バカだったよ、俺は。」


「私も間違ってたかも。」



「彼女、何聞いても答えてくれないんですよね。」


藤川が梶に話す。


「隠してんだよ。

ここにポッカリ開いた傷を。

だったらそのままにしといてやれ。

そうするにはそうする理由があるんだよ。」



森本は式場をキャンセル。

折半らしい。



誠次が藍沢を訪ねて来た。

白石が呼びに行こうとするのを止め、

出直すと言う誠次を引き止める白石。


「何かを伝えに来られたんですよね。

藍沢先生は普段口数は少ないですけど、

伝えるべきことはちゃんと伝える人です。

その藍沢先生のお父様ですよね?」


「あいつは母親に似たんですよ。

あの・・・初めてお会いした方に

お願いするのもあれなんだけど。

これ、渡してもらえますか。」


手紙を託され、藍沢に渡す白石。

86年3月24日の消印が。


「この日付け・・・」



翼の母の兄が訪ねて来る。

話を聞いた兄が激怒。


「勝手に呼吸器外したって。

そんな説明受けたのか?

同意書にサインは?

医療過誤だ、これは!!」


弁護士に電話する兄。



父の講演を聞きに行った白石に父は・・・


「お前は言う通りにしておけばいいんだ!

・・・・・やっぱり無理だな。

お前に嫌われたままじゃ、やりきれない。やっぱり。

生検の結果だ。」



『誠次さま。お久し振りです。

お元気ですか?

この度は突然のこと、

あなたにも多大な迷惑を掛けることになり

本当に申し訳なく思います。

でもこうするより仕方ありませんでした。

ひとつだけ言えるのは耕作は悪くはありません。

今はただ、お互い未熟だった2人が

子供を作ってしまったこと。

そのことにただただ自責の念を感じるばかりです。』



白石の父は肺ガンだった。


「私も私なりに最後まで医者であろうとしている。

分かってくれ。」


突然そうなると患者に迷惑をかけるから、

後輩の育成に当たる方を選んだのだ。

講演もその一環だと。


『大切な人が真実を隠す。

それは相手を傷つけまいとする愛情だったりする。

なのに人はその隠し事を暴こうとする。

そして後悔する。

なぜ自分は騙され続けてやらなかったのかと。』



「自殺は・・・俺のせいか・・・」


そう呟く藍沢。





藍沢の話がまた伸びた・・・

スッキリしない~。



白石の父がガンだったとは驚きだ。

白石はどうするんだろうね。

言う通りにしちゃうのかな?



緋山は何故サインをもらわないで外したんだ?

後々問題になったら困るのに・・・

って、もう問題になっちゃってるけど。

こっちもどうなる!?



ってかさ、ヘリは? (‐∀‐;)





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コメント (6)
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