まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

曲げられない女 第7話

2010-02-25 23:01:47 | ドラマ

第7話

『友情決裂! 孤独な決断、なぜ?』





早紀が妊娠した。

産むか産まないか。

産むとすれば予定日は最後の司法試験の頃。

産むか司法試験を諦めるか悩む早紀。



璃子も3人目が出来ていた。

子供を抱えての離婚は望まないから、

勢いよく啖呵を切ったけど家に戻ろうかと思う璃子。

早紀も璃子と藍田に妊娠を打ち明けた。

璃子は産んだ方がいいと言い、

藍田はよく考えるべきと。



子供を産むのか、司法試験を受けるのか。

早紀はあらゆる選択肢を出しレポートを書く。

レポートが完成し、藍田を呼び出す早紀。

藍田に書いたレポートを見せる。


“妊娠による今後の選択肢についての考察とその対応”


「どうするか決めたの。

最後のページに結論が書いてある。」


“結論として・・・

現状の私の力では、子供は諦めるしかない。”


そして藍田に中絶の同意書に

サインを書いてくれと頼む早紀。

そこへ璃子が来て、「冗談じゃないわよ!!」と叫ぶ。

なんで相談してくれなかったのかと言う璃子。


「あなただって、長部の家に戻ると

最後に決めるのはあなた自身でしょ。

私、今、司法試験諦めて子供産んで、

もし弁護士になれなかったら

一生子供のせいにするかもしれないと思ったの。」


その場から立ち去る早紀。



事務所に戻った早紀の元へ、

璃子が正登を連れてやって来る。


「ゴメン早紀。

私どうしても納得出来ないからさ。」


「やっぱり俺たちは、一緒になるべきだって。

最初にプロポーズした時、

結婚してくれれば良かったんだよ、俺と。

今度はイエスと言ってくれるまでテコでも動かないから。」


指輪を差し出す正登。


「この間、秘書課の横谷さんと

付き合ってるって言ってなかった?」


「いや、彼女とは、そういう関係じゃないって言うか。

俺が好きなのは早紀だけだから。

少しは俺の気持ちも分かってくれよ。

3回もプロポーズする男は他にどこにいる。

子供は父親と母親と2人で育てるべきだと思わないか?

弁護士になるのが夢だって分かるけど、

今年は諦めて、来年また司法試験受ければいいじゃないか。

子育てなら俺も協力する。

子供と3人幸せになろう。」


そこへ藍田が忘れ物を届けに来た。

同意書に判を押してあるのを見て怒る正登。


「俺の子供なんだぞ!

産めよ! 勉強なんかやめろよ!!

司法試験がなんだよ。

お前の夢なんて大したことないだろ!!」


「あんた、いい加減自分の立場で

物を言うのやめたらどうだ。」


早紀が書いたレポートを床に投げつけ

帰って行く正登。


藍田が璃子に面白がって巻き込むのはやめろと言い、

璃子は気まずくなり帰って行く。

早紀と藍田は散らばったレポートを拾う。


「なあ、荻原。

なんなら俺が父親になってやってもいいけど。」


「え?」


「冗談だよ。楽しんでいただけました?」



翌日、産婦人科に行く早紀。

そこで以前、事務所に来てた女性に会い、

トイレに行きたいからと子供を早紀に預けるが、

そのまま逃げ出してしまう。

早紀が追いかけて捕まえ、なんで逃げたのか聞く。

男に本当に俺の子かって言われたそうだ。

妻子がいるから認知はしないし、

勝手に産んだんだからひとりで育てろと言われたと。


「結局、女が損するように、出来てるんですね。」



早紀は男の会社に女性を連れて行く。

男の胸倉を掴み怒鳴る早紀。


「あなたがあくまで彼女のお子さんの

父親でないと言い張るなら、

民事裁判で認知と養育費を要求することも出来るんです。

でも法律よりも大事な事があるんじゃないですか?

それは人間として最低のルールです。

自分のやったことに対する責任です。

他人が不幸になっても、

自分が幸せならばいいという考えはもうやめませんか?

自分が傷ついたり、辛い目にあったりするのは仕方ないけど、

子供たちに同じような目に遭わせないようにするのが、

私たち大人の最低の責任なんじゃないですか?

子供は親を選べないんです!!

女がひとりで生きて行けないなんて思わないでよ!!

男なんかいなくてもね。」


騒いだことで警察に連れて行かれる早紀。

中島が身元引受人として来てくれた。


「早紀ちゃんのやったことは

弁護士としては間違ってる。

でも人間としては好きだな。」



夕方、家に帰ると璃子と藍田がいた。


「前に話したよね。

川で旦那さんと子供が溺れてたらどっちを助ける?って。

私は、2人をボートに乗せて、

自分は泳いで両方助けたい。」


早紀が出した結論は、

司法試験も諦めないし子供も産むことだった。

万が一、どっちもダメだったら

どうするのか聞かれる早紀。


「私は本当に不可能だって分かるまでは、

辛くても諦めずにやってみたいの。」


「キレイごと言わないでよ。

結局あなたは自分だけ正しいと思って

人のこと見下してるのよ。」


早紀と璃子が言い争いになり、

璃子が日記を見たことが早紀にバレてしまう。


「これは私の人生なの!!

あなたたちには関係ないの!!

友達、友達って、余計なお節介したりするものなの?

どうしても私のことを理解してくれないのなら、

そんな友達は私には必要ありません!!」


「あ、そう。分かった。

あんたなんかに友達だなんて思ってもらわなくて結構。

いい年して気持悪いと思ってたし・・・

早紀、あんたやっぱり不遜だわ。

そうやって、今まで何手に入れてきた?

32歳にもなって、結婚もしてなきゃ

弁護士にだってなってないじゃない。

それなのに、ちょっと自分の意見否定されたからって、

人に責任転換しちゃって。」


「責任転換ではありません。責任転嫁です。」


「すいません、正確に言っておきたいのでって、

バカじゃないの?

死ぬまで言ってなさいよ。」


璃子が出て行く。


「俺ももう、会わない方がいいかもなぁ。

まだホントはお前のことが好きだし。

元彼の子供を産むお前の側にいるのは、辛いからさ。

俺さ、何が嫌いって争いごとが一番嫌いなんだよね。

だから悲しいし、悔しかった。

お前たちがケンカしたの。」


藍田も家を出て行った。



翌朝、正登のところへ行く早紀。


「私たちもう結婚出来ないと思う。

私たちスタートは一緒だったかもしれないけど、

もう、目指してるゴールが違うんじゃないかな。

私、やっぱり諦めないことにした。

この子も司法試験も。」


「もういいから。

お前は意地を張ってるだけだ。

何が両方諦めないだ。

俺は早紀みたいな生き方が通用するとは到底思わない。」



藍田は道で絡まれ、慣れない喧嘩。



璃子は長部の家へ。

何しに来たのと姑に言われ、膝をつく璃子。


「お願いします。

もう一度、ここに置いて下さい。」


「何言ってるの、今更。」


「お腹の中に赤ちゃんがいます。

善隆さんの。お願いします。」


その場が静まり返る。



早紀は勉強を再開し、日記を書いた。


“私はバカだ。

32になってやっと出来た

たった2人の友を失ってしまった。”





何もなくなっちゃった。

どうするんだか・・・

ひとりで子育てはかなり厳しいと思うよ。

けど正登があんなんじゃね~。

最初はいい奴だと思ったのにな。

なんか今はもうヤケクソですね。





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